My life as a cat
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2012年03月17日(土) How to lose a guy in 10 days

ランチにパロタを焼いた。小麦粉を水で練って、マッシュポテトと玉ねぎ、チリ、クミンシードを織り込んだら延ばしてフライパンで焼くだけ。シンプルだけど、わたしはこれが大好きでペロリとひとりで1,2枚平らげてしまう。織り込むスパイスを変えてみてもいいし、チーズを一緒に織り込むのもいいし、ギーを塗ったりしてもいい。アレンジできるのも好き。汁気がなくて思いきりスパイシーなカレーも欲しかったけれど、あまりスパイスがなかったから諦めて、2日前に仕込んでおいたオクラの味噌漬けを添えて、ミルキーで甘〜いミルクティを淹れた。今日は写真に撮ったけど、いつもは焼いてるそばからアツアツを頬ばってしまい、皿に乗らないことが多い(笑)。

夜に"How to lose a guy in 10 days"というコメディ映画を観た。女は"どうしたら10日で男にふられるか"という雑誌の記事を書くためその男に近づき、男は10日で本気のリレーションシップをつかむことができたら大きな仕事をもらえるという賭けに勝つためにその女に近づく。そうして相反する方向にリレーションシップを持っていこうとする二人の化かしあいとなる。くだらない映画だったが、いくつか感じたこと。この映画で言っている女が男に10日でふられる方法のひとつに、"出会ってすぐに結婚や子供のことを話題にする"というのが挙げられていた。以前女友達との会話の中でこんなことを言われた。

「そんな、出会ったばっかりの男性に結婚とか子供とかそういう話をしてよく逃げられなかったね。わたしは何度か失敗したことがあって、そういう話題はタブーだと思っていたんだけど。」

と。わたしはこう答えた。

「確かに重苦しいから嫌がる人もいると思うよ。でも現実、わたしはとても重苦しいの。そこまで重苦しく思わない相手なら付き合わないし、それを受け止められる度量のある強くて大らかな人を探しているから、はじめにそれは言ってしまうよ。それで逃げられるならそれまでだと思うし。」

でも実際それで逃げられるようなことはなかった。女友達は、深く共感してくれたのだが、その数ヵ月後、彼女は出会ってすぐの男性と恋に落ち、そのまま暴走してすぐに結婚やら子供やらという話をするようになり、今は一緒に暮らしている。"How to ・・・"のマニュアルは一見・一読の価値はあるが、結局大切なのは、それを自分のパーソナリティと照らし合わせてどう組み込んでいくかなのでしょう。


Michelina |MAIL