DiaryINDEX|
past|
will
2012年03月03日(土) |
Cafe Landtmann |
女友達とウィーンの格式あるカフェの海外一号店だという青山のカフェ・ラントマンへ。思った程お堅い雰囲気はなく、明るいテラスの席に腰をかけるともはやどんよりウィーンな雰囲気ではなくなっていた。ブラックコーヒーにオレンジリキュールを入れて、ホイップクリームを乗せてオレンジピールをトッピングした"マリア・テレジア"にしてみた。初恋の人と結婚し、浮気されても生涯夫を愛し続けたマリア・テレジア。純愛を貫いた女帝の名前のコーヒーを飲みながら、わたし達の話題は"婚活"でした。わたしはこんな言葉を聞くととても気後れしてしまうのだが、ひととおり周囲を見渡してみて、こんな結論に達したのだ。
"婚活"は一見"就活"と要領は同じようであるが、違いは
"就活"は努力に応じきちんと報酬が支払われるのだが、"婚活"においては結果の良し悪しは努力には比例しないということだ。
むしろ婚活など意識していない人のほうが余程幸せな結婚をしていることが多い。人間と人間が育むリレーションシップは"条件"だけでは計れないことのほうが多いのだから、なんだかんだと言っても最後はどれだけ相手を愛せるか、どれだけ相手を許せるかが幸福のものさしとなるのでしょう。
ともあれ、"みかん箱に入ってひたすら拾われるのを待ちます"などという冗談を飛ばしている場合ではないな。一生拾われないままミイラ化してたり。。。なんて笑えないな。みかん箱に穴を開けて鼻くらいは表に出しとこっと。クンクンクン。
今週は風邪気味でほんの少し体が熱かったのだが、アメリカに戻ったひとめぼれ君からのメールを見てますます体が熱くなった。
成田からの飛行機の中で君のことを想ったら、とてもあたたかい気持ちになった。僕はあんなことを言ったけれど、君といる時間はすごく満たされいるから、本当は君以外の人を見ることすらしないよ。だから不安がらないでよく眠ってください。
わたしのことを想ったらあたたかい気持ちになったなんて、今まで言われたどんな褒め言葉より嬉しかった。その言葉は、心まで弱ってくるような風邪っぴきの寒い夜には良い薬となった。