My life as a cat DiaryINDEX|past|will
"ひとめぼれ君"と再会した。成田に着いてその足で東京駅まで来て、また新幹線で国内の移動となるので、新丸ビルの日本食レストランのディナーをアレンジした。新丸ビルは丸ビルと違ってレストランは5Fとか6Fとかで東京の夜景を見渡せるような場所にはないが、案内された窓際の席からは木々に施されたシャンパン色のデコレーションがきらきらとしているのが見渡せて、なかなかデート向きな良い感じだった。彼とはじめて会った日は"ひとめぼれ"という酒を飲んで、なにがなにやら本当にひとめぼれされ、あちらが一応生活の拠点としているアメリカに戻ってからも毎日ややひとりよがりなアツいメールを頂いていたのだが、今回は"七笑い"という酒にしてみた。さて、毎日メールが来ていたので知ったような気になっていたけれど、会うのはこれがたった2度目。それなのに、やっぱり趣味や物事への価値の捉え方がとても似ていて、兄弟に再会したような安心感が生まれとにかく話がはずんだ。EUの経済の話やら日本人とハンガリアンの歴史的な繋がり、中東男のファンタシー、映画に顕れる日本人とドイツ人のメンタリティの繋がり。。。。次々と話題は沸いてきた。冒険心が強く、あらゆる文化的な体験をしてきた彼はとにかく博識で、またそこに実際のエピソードと自らの意見を交えながら伝える話術もあり、さすが教育者だと感心した。遠距離どころか、毎日世界のどこにいるんだかわからないような人だし、"ひとめぼれ"なんて怪しいわっ、とわたしのほうは彼と恋愛関係になることなど考えていなかったのだが、話を聞いていると案外まじめな人だということも解った。
Michelina
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