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2011年10月10日(月) |
Legends of the Fall |
ここ最近のお気に入りは10代や20代前半に観た古い映画を丹念に見直すこと。その頃には何も感じ取れなかった映画に感動したり、またその逆もあって、自らの知識や感性が大きく変化してきたのが顕著に見られるのが面白い。
"Legends of the Fall"は当時特に面白いとは思わなかった映画のひとつだったけれど、今あらためて観るととてもロマンスに満ち溢れた素敵な作品だと思った。モンタナの豊かな自然とそこに暮らす家族の絆、野生動物と人間の共存、先住民と近代人の共存の厳しさや豊かさが美しく描かれている。ストーリーはある白人の家族について彼らと共生したインディアンに語られるのだが、"moon of the falling leaves"や、"moon of the red grass"など数字に頼らない時間の表し方などが詩的でとても美しかった。大自然の中で育まれた野生の勘的な残忍さと独自の正義感についても考えさせられた。
しかし、ブラッドピットはやはり大物だとつくづく感じる。オーランド・ブルームやマット・デイモンなどハンサムで良い役者は沢山いるけれど、ブラピのようなスペシャリティーはないように思う。
さて、天気も気候もパーフェクトな秋の連休の最終日の昼下がり、女友達とごろごろと芝生に寝転んで気だるい午後を過ごした。男の子とデートしたりもしているけれど、最近は女友達とのデートのほうがよほど気楽で楽しいと感じる。恋愛モードじゃないんだろうな。しかし、聡明な女友達と過ごすのも女の魅力、そして人間の魅力を磨く良いお勉強の時間であろう。