DiaryINDEX|
past|
will
4月に入ってピッカピカの新入社員がどたばた走り回りオフィスごと若返ったようだ。ほんの些細なことでもお願いすると"ハイッ!"と返事して走って行く。そんなに急がなくてもいいのに。でも可愛らしいなぁ。わたしにはこんな時が一瞬たりともなかったんですよね、なぜか、、、、。
雨の中久々に同僚とランチへでた。社内恋愛していた彼女のBF(日本人)は春の人事異動で遠くに転勤してしまったのだが、着いて行きたくはなかったのかと尋ねたら、国内移動の次は長い海外駐在がお約束で、どこに飛ばされるかわからないし、、、云々、そして最後にぽつりと、
「はっきり言わないんですよ。着いてきて欲しかったみたいだけど、、、。」
そりゃ致命的だね。
「この会社の日本人は残念な男しかいませんよ。」
と捨て台詞。"残念な男"、わたしはあまりにも的確な評価に笑った。性格は温厚で頭脳明晰、バリバリと儲けなくてもよいし、付き合いも要らないからみんな5時にまっすぐ家に向かう。稼ぎは良く大病でもしない限り一生安泰。これだけ言われたらパーフェクトなのに、人を押しのけて座りたい一心で走ってバスに乗り込んでみたり、人の目を見て話さず相手が横を向いた瞬間に横顔を盗み見ていたり、はっきりしなかったり、、、とにかく些細なことだがとても気になるところでもあり、本当に残念だね。しかし女の子の言いたい放題のから騒ぎを聞いていると面白い。
会社帰り、今日で去るニューヨークのブランチの人と一緒になった。駅前の花屋の前でさっと走り戻ってくるとその手には赤いチューリップが。一瞬にして暗雲立ち込める空がぱっと明るくなったようだ。こんなハンサムはすぐ去っていくのも残念(笑)。