My life as a cat DiaryINDEX|past|will
会社と駅の間を走る専用のバスは本館で人を乗せてからわたしのいる別館までやってくるので、極稀に別館の人間が定員オーバーであぶれて、次のバスを15分待つことになる。今日はもう別館ロータリーで待つ人の数を見ただけで、全員乗れるか怪しかった。バスが走ってきて、中にいる人を見たらやはり誰の目にも乗り切れないことは確かだった。こういう時は早く来た順に乗るのだろうと、一番最初に来ていた外国人の一団が乗り込むのを待った。ところが彼らもレディが先だと思っているらしく動かない。そこへ、ずんずん我先に、と必死に乗り込んでいったのが日本中年男性一団である。結局あぶれたのは外国人数名で、しかし運良く彼らの世話役がそれを見て、車を出して駅まで乗せていってくれることになり、わたしは自分に席をゆずってくれた彼らがまた寒い中待つことにならなくてよかった、とほっとした。
Michelina
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