My life as a cat
My life as a cat
DiaryINDEXpastwill


2007年12月12日(水) 通院の甘え

通院のために久々に銀座へ。病院は少なからず気が滅入るから、水曜の通院は豪華に美味しいランチを摂って、生活に不要なもの、例えば口紅やピアスを買って自分を甘やかしている。

この頃ずっと欲しいと思っていた温かく薄手で動きやすいニットを今日こそ買おうと歩いてみたものの、行く先々で暇を持て余した店員にからまれ、30分もしないうちに諦めた。ひとつ手に取る度に"そちらは昨日入荷したばっかりなんです"とか(どうでもいいのに)、"そちらはアンサンブルですね"とか(見ればわかる)、落ち着いて見ていられない。その点、伊東屋は極楽。納得ゆくまで手にとってじっくり眺めて決められる。学生と会社勤め合わせて15年くらいのお付き合いだけれど店員も端的で賢い。コロコロと改装したり売り場を移動したりしない安定もいい。フォトアルバムを作ろうと黒のケント紙とイラストボード、綺麗な柄の和紙を手に入れた。

わらび餅を家族の土産にして家路についた。家の近くに新しく出来たスタイリッシュで立派な建物の窓からクリスマスのイルミネーションがこぼれていた。聞いてみれば以前の主治医の旦那(彼も医者)が始めた幼稚園だという。夫婦揃ってあれこれとビジネスに手を出しているらしい。自分の納得なしに医者の言うことなど鵜呑みにするもんじゃない。彼女の勧めに従わず、わたしはいまだに一切体にメスを入れていないが、自然治癒の可能性もあるらしい。


Michelina |MAIL