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昨日から吹いている北風が冷たくてフェイク・ファー付きの真冬のジャケットを出した。先週まで短パンとタンクトップ一枚で歩き回っていたのだから、この気候の気まぐれさは侮れない。
テレビで枯渇して砂漠化の進んだ郊外の映像を見た。パースの町中が発展して賑やかになっていくのと裏腹に見捨てられた廃墟の町のような無言の悲しさが漂っていた。干ばつのせいやら何やらで食べ物の値段が急高騰している。あらゆるものが半年前より1、2割高になった。緑や花に彩られた町中を歩いていると感じにくいけれど、どこかの科学者が予言したように、もうそこまでこの町の終焉が近づいているのではないかという気になる。
ここに来てから日本では到底食べないファッティなものばかり食べていて体調がすぐれない。今日のランチなどマーヴを訪ねていく途中、ブルーベリーマフィンとコーヒーをバスストップで急いで食べた。寒いことだし真っ直ぐ家に帰って、と夜は金時豆とオニオン、キュウリ、アヴォカドなどを入れた生温かいサラダを作った。あぁ、やっぱり家のごはんに勝るものはない、とほっこり気分になったのでした。