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| 2004年11月03日(水) |
ジンバブエから来た男 |
南アフリカとほぼ同緯度にあるパースではオクラが"OKURA"という名前で売られている。マーケットでカゴに詰めているとオージーに「どうやって調理するの?」と聞かれたりする。オクラの需要はここにいるアジア人やアフリカ人で成り立っているのだろうか?ともあれ、この時期を逃すとあまり売られなくなるので今が食べごろ。
わたしはオクラは刻んでご飯や蕎麦の上にのせてワサビ醤油を合えるとかそういった食べ方が一番好きだけれど、マーティンがいまいち好きな野菜ではないというのでトマトとピーナッツバターの味がきいたアフリカ風の煮込みにした。そして大根が冷蔵庫に余っていたのでこれは黒ゴマお焼きにして、コーンとポテトを蒸して添えた。彼はわたしの実家に来た時に父が黙って彼の秋刀魚に大根おろしを乗せ、自分が日本語が出来ないため抗議できなかったことをいまだに根に持っている。
ジンバブエから来たマーティンの同僚は都会暮らし(彼からしたらここは大都会)に飽きて、故郷に帰りたがっているという。故郷の暮らしとは政治的な対立によるテロなどが絶えないため銃を握り締めてジープに乗り、森を走り抜けるようなものだという。ここにいれば平和なのにそれでもやはり故郷は何にも換えがたい良さがあるのだろうか。
そんな話を聞きながら夕飯を食べ、「おいしかった?」と聞いてみたら「うん、ポテトとコーンがおいしかった」と言われてしまった。あぁせっかく工夫したのに、やっぱりオクラと大根は好まないらしい。