My life as a cat
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2003年09月01日(月) 大阪まで行ってみる

今日も京都は蒸し暑くていい天気。わたしはけっこう湿気が好き。パースの夏じゃ乾燥しすぎて肌がからからになってしまうけれど、日本の夏は肌がプルプル。

今日は大阪まで行った。マーティンが挑戦したがってたので、わたし達のステイしていた三条から京都駅までとことこ歩いて行いた。けっこうある。30分以上は軽く歩いたなぁ。

京都から大阪へは近いものだ。まずは梅田に向かった。実はわたしにとっても初めての大阪。ボックス席に座った。京都からちょっと離れると田園風景が広がっている。マーティンに先日買った京野菜で作るベジタリアンイタリアンの本に書いてあったことを説明していた。そのうち彼がふざけておかしな行動をとっていたらその隣に座っていたわたし達と同年代くらいの見た目の日本人の男の子がこらえ切れず笑い始めた。彼は
「僕高校の時にリスニング2級取ったんですけどあなたの言うこと大体わかるんですけど彼のいうこと聞き取れないんです。」
と言っていた。確かに日本人の舌で話す英語は日本人には聞き取り易いんだろうな。わたしもネイティブトングになりたいな。彼は練習のようにマーティンに英語で話しかけ始めた。
"Can you speak japanese?"
"Yes!!"
と動物や虫の名前を列挙していた。3人で喋りながらあっというまに梅田に着いた。駅を降りてまず駅前の大きなデパートに入ってみた。日本のデパートはクーラーが強すぎる。外から汗かいてきた人は風邪ひいちゃうんじゃないかなぁ。そのデパートは大型電器屋と繋がっていて、彼はもうそっちに興味深々。わたしは激安でなかなか可愛い雑貨屋さんを見学し、彼は電気屋さん見学と別行動となった。それからここまで来てネットがやりたいというのでそのデパート内にあるネットカフェへ。ここはスターバックスのような感じのCafeと繋がっていて、明るくてわたしの実家の近くにあるような陰気な雰囲気のネットカフェとは大違い。

そして3時頃みなみと言われるところへ移動。今日はパースつながりであるHachiさんと6:30に蟹の下で待ち合わせをしているのだ。といっても蟹がたくさんいて驚いた。以前阪神優勝したり負けたりすると橋の上から飛び込む人がいると聞いたけれど、本当に橋の上には「橋の上から飛び込むのはやめてください」と看板が立っていて、さすが関西人と思った。阪神タイガースのユニフォームを着た人形とかを店先に飾るところもあったけれど、試合当日は人形は家にしまっちゃうんだそうだ。確かに、何をされるかわからないからな。なんだか関西人は本当に日本人離れしてると思って可笑しくなった。























道頓堀をふらふらした。あるドイツ料理屋さんの料理の見本のオブジェクトの前で立ち止まり写真を撮っている。
「ママに送らなくっちゃ、こんなドイツ料理見た事ないもん、この中で知ってる料理は二つだけ」
と言う。彼が知らないだけか本当に無いのかは謎。それから彼はおじいちゃんの誕生日だから国際電話をすると言ってカードを買って電話をかけた。

夕方蟹の下で約束どおり仕事帰りのHachiさんと会った。大きなタコが自慢のたこ焼き屋さんに連れて行ってもらい彼の大好きなタコを楽しんだ。ここも店があまりにも寒くて短時間で切り上げて有名な?外国人バーに連れて行ってもらった。最初外国人バーと聞いたらわたしはすぐに19歳の時に友達に連れて行かれた六本木の不良っぽいのが頭を過り、ちょっとビビッてしまったが行ってみたらテレビが置いてあってみんな普通に喋りながら飲んでいるようななんとも普通のバーで安心した。Hachiさんとわたしは半年ぶりくらいに会うのだけれど、お互いの HPを行き来してるためこれといった近況報告もなく、「例の**」とかで通じてしまうところがなんだか面白かった。彼は昨夜「明日はHachiさんに会うよ」と言ったら「え?」と嬉しそうに一生懸命髭を剃った甲斐があってとても楽しんでいた。以前Hachiさんが彼に「真亜珍」という漢字を作ってくれたのだがその意味を説明するととても喜んでいた。「僕はそうなりたかったの。真に珍しいくらい才能のある人になりたいの」と言っていた。わたしは「本当におかしなマーティン」という意味合いで捕らえていたんだけど、、、。

地下鉄で爆睡しながら京都に帰った。


Michelina |MAIL