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海外では日光の猿は有名なようでみんなこれを見たがる。猿は猿でも冬に猿が天然の温泉に入っているというのが有名なようだ。マーティンも日本といったら一番に猿のことを言い始めた。
ということで日光へ。母親は彼性格を読んでとても心配し、
「猿に食べ物あげちゃだめだよ。触ろうとしちゃ駄目だよ。」
と朝から何度も注意していた。うちから日光は近いもので順調に進めば車で3時間。
まずはいろは坂。途中の明智平の展望台で泊まるとまずはマーティンはトンボの写真を撮り始めました。
「トンボなんて珍しい?」
「珍しくないけど、日本のトンボはフレンドリー。ヨーロッパのはね、近づくと逃げちゃうから写真撮れないの」
フレンドリーなトンボって、、、、。きっと彼にしか解からない世界なんだろう。屋台にはSmoked Eggがあった。わたしの家で沢山のウコッケイという鶏を飼っているので、
「これ、にわとりの卵?それともウコッケイ?」
などと聞いて、店の人に
「ベジタリアンなんですか?」
ととんちんかんな巻き返しをくらっていた。
いろは坂を越えたら中禅寺湖が見えた。わたしは勝手にあひるのボートのチケットを買った。マーティンはすごく喜んでいて、近くまできてクルーザーではなくアヒルだと知ってとてもショックを受けた。結局ブーブー言われながらアヒルをこいだ。彼には小さすぎたようだ。
次は竜頭の滝。車を止めて、ハイキングコースを歩いて登っていくと看板があった。
「7月31日に親熊がバス停にでました。注意してください」
振り返るとすぐ後ろにバス停があり、恐くなって足早に引き返した。熊も恐いけど、もっと恐いのは「マーティンが熊に遭遇」すること。
最後に戦場ヶ原。ここのお土産屋さんでもマーティンはとても楽んだ。イナゴの佃煮を見つけたのだ。Oh Poor Guysとつぶやきながらカメラを向け激写。なぜだかドライフルーツなども沢山買い込んで戦場ヶ原のベンチに座って「すっごいヘルシー」と言いながらガツガツ食べていた。
そしてペンションへ。これは霧降高原に向かう途中にある。部屋は小さいけれど清潔で夕飯はフランス料理。ワインもついてきた。野菜を使った料理が殆どで抵抗無く食べられた。あとは久々に湯船に浸かって寛いだ。日光の澄んだ空気の中で入るお風呂は気持ちいいものだ。