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に出かけた。わたしの家は千葉の東京湾側。まずは内陸部を突き抜けて勝浦まで出る。そこから湾岸沿いをぐるっと一周して家路に着く計画。1日ドライブにはちょうど良い距離だ。マーティンは田舎が好きなので勝浦に出る前の山道をとても良いところだと言っていた。途中に大多喜城を見ると、将軍はまだ住んでいるのか、などと聞いてきた。
勝浦は懐かしい匂いがして子供の頃の夏休みを思い出した。干物屋でマーティンはタコの干物とキスの骨煎餅を買った。またまた
「これでビールがあれば最高だ」
と言いながら。日本のおじさんとなんら変わりなし。
グランブルーのサントラのCDを聞きながら海岸沿いを走ると気分はリビエラ海岸、またはシシリー。が、マーティンは、超つまらない音楽としてCDを変えてしまう。途中で車を止めて写真を撮りながら千倉まで来た。千倉によく行ったカフェがあり、ランチをそこでとることになった。久々に来て気づいたことはここはベジタリアンとは程遠いミータリアンレストランだということ。千葉は田舎だからかもしれないけれど、日本語を出来ない人にはとても不便。メニューも写真がついてなければ読めない。マーティンはもちろんこの時点でビールを飲み始めていた。
途中から夏休みで日曜日でつい先日まで寒かったせいなのかすごくヘビーな渋滞にはまってしまった。でもマーティンは助手席からおりて歩きながら写真を撮れたから良かったらしい。確かに普段車で来てもストップできないような場所で止まれからたまには渋滞も役にたつ。
夕方に木更津で仲良しの女友達と彼女の男友達と4人で待ち合わせをして花火を見に行った。小さい花火大会だと聞いていたけれど近くで見ることが出来るからけっこう良い。マーティンは花火よりも花火のそばを通る飛行機に興味を示し、またまた友達におかしな人ね、と言われた。終ってから居酒屋へ。この友人は英語を喋るのでマーティンもとても楽しそうだった。彼女は仕事でヨーロッパに行くことが多かったのでドイツやスロバキアのサウナやビールの話、ヨーロッパの話で盛り上がっていた。
沢山飲んで(Mだけ)いい気分で家路に着いた。途中でトイレに行くといったのでコンビニで降ろして、"トイレ貸してください"という日本語を教えた。繰り返しながら店に入って行き、店員を目の前にしたら何も言わずに勝手にトイレに入ってしまった。後で
「だってトイレのドア開いてたもん。きっと入っていいっていうサインだよ」と言い訳していた。