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朝から雨が降ったり晴れたりが繰り返されていた。パースの気候は気分屋だ。
夕方用事があってマーティンとシティへ行った。たった2分で用事は済みせっかくここまで来たんだからどこかに行こうということになりスビアコに向かった。車の中で"わたしはレンガ造りの建物が好きだ"という話をしているとマーティンが"ワーーー!!"と叫んだので見てみると空に虹が架かっていた。虹を見るなんて何年ぶりだろう。子供の頃に邪魔になった傘を地面に引きずりながら歩いた学校からの帰り道を思い出した。
スビアコはカフェや洋服屋や家具屋が立ち並んだ少しお洒落な町。お茶をしようとカフェに入った。マーティンはコーヒーをオーダーする時に必ず"No suger"と言う。ここではたまにアイス・コーヒーにシロップ入れて持ってくることがあるのでそれが嫌でホットの時も"念のため"と必ず言うのだ。今日も彼は"We'd like to get a Flat White no suger and a Black Viena no suger. The most important thing is no suger!"なんて言って店員さんに「絶対入れないから大丈夫」と言われていた。ホワイトチョコレートのプディングも頼んだ。マーティンとシェアすると、彼は食べるのが早いし大体の物は一揆食いなのでわたしが一口味わっている間に半分くらい食べられてしまう。はぁでも美味しかった。この後車の中で"パースと日本のイタリアンレストランどっちが美味しいか"なんていう話題から喧嘩腰の議論になるとも知らず、この時は幸せいっぱい、大満足でカフェを出た。