あなたに綺麗な傷をあげる
生涯、忘れられないように


きらいになれたら
2010年02月15日(月)


誰かを。
あのひとを。
あなたを。
あたしを。

きらいになれたら、どんなに楽だろう。

あたしは弱いから。
嫌いになるのが怖い。
嫌われるのが怖いから、嫌いにはなれない。

あたしのなかで、
「好きなひと」と「どうでもいいひと」しかなくて、
好きを嫌いに変えることは、とても、とても難しい。






別れ話でもめてます。何度目か、もう数えていないけれど。
冬の寒い頃。
梅雨の頭が痛い頃。
あたしはいつも、逃げ出す算段を考える。
うまく逃げる術を画策する。
そして、失敗するのです。

今回は。
まだ結果が出ていなくて、いつもよりも、がんばってて。

あなたがいなくても平気なのに。
顔を見ると、どうしようもなくなる。
あなたがいなくても元気なのに。
寒さに凍えると、いつも思い出してしまう。

あなたは、あたしにとって、なんなのですか。


もう、これを、恋と呼んではいけないと思うのに。






↑コメント変わります↑

緩やかに、消えるように、
死ねたら、どんなに楽か。

嫌いになれず。
憎めもせず。
ただ、流されていくだけのあたしなら。

なにもかも、投げ出したいのに、
日常はそれを許してくれない。

明日も目が覚めたら、仕事に行かなきゃ。
忙しく、慌ただしく、笑って、笑って生きて行かなきゃ。



だってあたしは、独りなんだから。






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