三年弱。 ひとりぼっちだと思い続けた日々。 おわかれ、します。 涙が出るのは、悲しいからではなく、 これから先、どうすればいいんだろうという、 そんな恐怖からであって。 春から落ち続けた体重は、既に−6キロで。 こんな状態で、仕事を続け、生活を続け、 やっていけるのだろうかという、不安。 でも、あなたと、おわかれします。 三年間を忘れたり、しません。 あなたのことも、忘れないでしょう。 ただ、もう、 この家を離れたら、会うこともないだけ。 憎むこともなく、 嘆くこともなく、 静かな恐怖だけを噛み締めて、 わたしはあなたとおわかれします。 今でも愛しているといえるけれど、 どうにもならない現実に、疲れ果ててしまったのです。
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