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†堕 落 し た 月 夜 の 下 で†



★2006年08月12日(土)★
彼が私を惹き付ける理由

私達の関係は、時に曖昧だ。
昔を思いだす…
ダィちゃんとの事。
彼は、いつも仕事で凹む私を励まし、支えてくれた。
私が「大好き」って言えば、笑って、私の頭を撫で、抱き締めてくれた。
でも、彼から何かを言われたことがない。
「好き」とも「付き合って」とも…
彼は、私が既婚者であることを知っていたし、ダーの話は知らない内にタブーになってた気がする。
呑めないお酒を呑む程、ツラィ時、酔って電話をしてきて、逢った。
誰かに、都合がイィ女なだけぢゃん…と言われたことがある。
確かにそうかも。
けれど、安易に「好き」とは言えない重いものが、そこにあることも事実なのだ。
今は、年に数回メェルをする程度…レスがくれば、やはり嬉しくて…泣くこともあった。

そんなダィちゃんを彷彿させるような彼。
既に、越えてしまってる感じも。。

1度逢って…これきりなのかと不安な気持ちを…遠回しに言ったら、
「始まったばかりでしょ?」って。
そっか…
次もあるんだ。。

でも…いつまで続くんだろう?
分からない。

ダィちゃんと決定的に違うのは…
彼が洗いざらい仕事の話や、友達の話、将来の事、家族の事…などを私に話すこと。
ダィちゃんは…そんなに色んな事は、話さなかった。
私の引越しも決まってて…先は、考えられなかったから…だと思う。
それとも、やはり所詮セフレに、色々話す必要は無かったのか…?


初めて電話をした時は、緊張で…何を話したか、あまり覚えていない。
ダーが家に居て、その目を盗むように車を走らせて、話した所為もあるけど。
そして、逢ってから…する電話は、彼の声にどんな表情があるのかが分かるようになった。
疲れてる声なのも、照れてる声なのも…ちょっとィヂヮル言ってる声なのも。
逢って間もない私が、何故分析できるのか、自分でも不思議だった。
彼は、遠い昔に付き合ってた彼氏の声にそっくりなのだ。
だから、聞き取れるような気がする…

凄くホッとする声。
私だけを包んでた声。
裏切った私の負い目なのか…ぃゃ、そんなコトは無いと思うが…
彼の声に、はまってる。


彼は、独りでの仕事を淡々と、黙々とこなしてく仕事。
次から次へと、仕事をこなして、それで生活している。
要は、仕事がこなければ、生活出来ないのだ。
それって…職人に似てる。
私は、職人の子だから…と、言っても私が物心つく頃は、お金に困ってたコトなんてなくて…マミーから聞くだけの話なんだけど。
1回に入ってくる金額は大きいけど、半年も、1年も仕事が無いこともあったと。
不安で不安で仕方ない日々…
マミーは、私に泣きながら話した過去だった。

彼は、今まさにソレ。
仕事に追われてるぐらいが丁度イィんだ…って笑うコトが多いけど、昨日は違かった。
凄く堕ちてて…
「疲れてるでしょ…大丈夫?」って聞くと、「結構こぉゅぅ時あるから…うん。大丈夫…ただ、不安ばっかだよ」って。
そして彼は「俺がこんなんぢゃ駄目だよね?俺が癒してやるって言ったのに、心配ばっかかけさせて…なんかさ、仕事ばっかして…自分追い込んで、それが今って云う、現実から逃げてる気がして、怖くなるんだ」って。

だから、私「心配するの…私の仕事にするから!!!…ツラィ時は言ってね。私が全部で支えてあげるから(笑)」って、言っちゃった。「皆、逃げてるんだょ。直視出来ない人の方が、いっぱいなんだから…」何のフォローにもなってないけど、言いたかったんだ。

安易な発言…
空虚な言葉…
でも、私、言わずにはいられなくて…
「大好きなんだから…」と、消えそうな声で言った。
彼は、電話の向こうで「照れる」って笑ってたけど…「嬉しい」って。

彼が「俺、このままずっとこんな感じだょ?大丈夫?」って聞くから「私もきっとこんな感じだしね(笑)」と答えた。

一瞬、交わることは…無いのだろうか?と…思ってしまった。
全身で彼を支えたいと思う気持ち…
何かしてあげたいと思う気持ち…
私が、人を好きになる上での、重要なポイント。

ダーには…それが無い。
私が居なくても、生きていけるし…私ぢゃなきゃいけない理由は何も無い。
前に言われた事がある。

「お前と別れた方が、やりたい事出来るから」と。

彼とダーは、仕事に関して似てるところがある。
やりだしたら、何も見えないところ。
一生懸命に結果を出すところ。
でも、ダーは私に弱さは見せない。
愚痴は言っても、精神的に弱ってる姿は…1度だけ。
1度だけ見せた涙に…「ついてきてくれ」の言葉に…
惚れたんだろう…なと、思うけど…

今は…
私の存在の薄さに、正直嫌気がさしてきた。

何の為に一緒に居るんだろう?…と。

分からないけれど…
確実に、彼が私の中に入ってきてる。
例え彼が、支えは誰でも良くて…今、たまたま私だったとしても…それは私に関係ない。
今、私が必要だと言うなら、傍にいてあげたいんだもの。


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だと…思う。


始まったばかりで、こんなに悩んでて…
大丈夫ヵシラ?(爆)
毎日、毎日…
仕事が終わってかけてきてくれる朝方の電話を、寝ないで待ってる自分が可愛くて仕方ないwww

曖昧でも…
不安でも…

今は傍に居たい…それだけ。