「そんなの意識してなかった〜」って、まるでそれを考えることがバカバカしいことであるかのように言うけど、それは違う。自分自身の行動を意識しないでいていいのは、そうであってもその振る舞いによって他人を不快にさせないような奇跡的な人間だけだ。大部分の普通の人間は、自身について何も意識しないでいれば、自然と身勝手な振る舞いをし、他人を傷つけ貶めるだろう。
　だから考えろといってるんだ。お前はそうすることなしに普通でいられるほど自分の本性が優れているとでも思っているのか。
　反省、内省。つまり論理的遡行による自己の分析。



こう書いたときに言及すべき論点。
　・なぜ他人を不快にさせないように生きねばならない？
　・人間が本性的に“狂っている”ことの証明
　・なぜ代替案として理性（論理性）が登場する？
　・論理性と「意識している」ことの共通項
　・具体的な行動として、内省って何だ

　だんだんと答えていこう…。

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