極端なつぶやき
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2007年12月03日(月) |
自分かわいそう物語はいらない |
昨日は、今好きな人(西さん:仮名)と元BFが出るライブに行った。
行く前、かなり緊張した。 昨日のライブは、元BFのオーガナイズ。 元BFのテリトリーに入っていくような感じがして、前の西さんと元BFが一緒にやったライブより緊張した。
ライブに行って、一日立った今の気持ちは、 「なんか、元BFとのことにこだわってるのは私だけだったのかな。」ってこと。
昨日、ライブハウスのドアを開けると、まだリハーサル中の元BFがドアのまん前に立っていて、ばっちり目が合う。 少しビックリした様子の元BF。 すぐ私に「あっ、こんにちは。」と言ってくれた。 私も、軽く「こんにちはー」と返す。
それから、受付でライブチャージを払おうとしたら、元BFが私の背中越しに 「betyさん(私の苗字)、15分押しで。」と言ってきた。
私が告白して振られる前と、何ら変わらない口調。
その後の元BFの演奏、すごくよかった。 元BFは、たくさんバンドをやっているんだけど、昨日の彼のバンドは、その中でも一番自分がやりたかったジャンルの音楽のバンドで、彼の個性と音楽がすごくはまっている。 彼の個性とそのジャンルがぴったり合っている。
私は、元BFの演奏中、複雑な気持ちだった。 気まずさ 元BFを意識する 元BFの顔が見れない 元BFの歌をシャットアウトすることもできない 耳に入ってくる音楽に対してはかっこいいなーと思う 早く終わって、西さんのバンドが始まらないかなーと思う その場にいるような、いないような 閉じているような、開いているような どっちつかずの感じ
元BFに振られてからの7か月。 ずっと、元BFに対して心のドアを閉じていた。 元BFも閉じていた。 会っても、互いに意識はするけど、目も合わさない、挨拶もしない。 いるけど、いない。 互いに避ける状態だった。
でも、昨日のライブでは元BFの心のドアが開いていた。
私は、それに戸惑った。 居心地が悪かった。
西さんのバンド、いつも通りよかった。 西さんと元BF、すごく仲良しで、お互いの音楽を尊敬しあってて、二人とも本当に楽しそうだった。
私は、狭いライブハウスで人がいっぱいで、暑くって、演奏中の西さんの顔がよく見えなくて、ちょっとイライラしてた。
でも、西さんが楽しそうに笑っているのを見て、救われた。 この笑顔を見るために、緊張を乗り越えて、ライブに来たんだと思った。
ライブが終わると、少し友達と話して、すぐライブハウスを出た。 暑かったし、空気は薄かったし、とにかく体的に不快指数が高かったんで、早く出たかった。 精神的にも不安定だったし。
帰り道、家に帰ってから、なんか泣いた。 元BFとの関係を3年近く大事に大事にしてきた自分。 一生懸命、元BFの気持ちを探って、自分の気持ちを出し過ぎないように、頑張った自分。 そういう自分の居場所がなくて、悲しくて、泣いた。
繰り返しになるけど、元BFも西さんも本当に楽しそうで、仲良しで、満ち足りてて、それと元BFに対して閉じている自分との大差が悲しかった。
なんか、私だけがこんなにこだわってんのかな。 私だけが、元BFとコミュニケーションを積み重ねてきたと思っている、あの3年間にこだわってんのかな。
結局、自分が可愛いんだよね。 一生懸命、元BFのこと考えていたから、その見返りを求めているんだよね。 私が、一生懸命、元BFのこと好きだったことを認めて欲しいんだよね。
元BFの中では、私の存在は全く変わってない。 元BFは、いつもある程度私と距離を取ろうとしていた。 元BFは、いつも暖かい目線で私を見てくれたけど、恋愛関係には踏みこもうとしなかった。
私にとっては、恋愛対象。 元BFにとっては、友達、仲間の一人。
それが真実だったのかも。
元BFなんて呼んでいるけど、それすら正確ではないかも。 前好きだった人と言うのが正確かも。
でも、人を大事に想った、一生懸命好きになったという経験は、私に何かを返してくれる。 きっと。 そう信じたい。
まあ、振られたってことだね。
自分かわいそう物語にはしない。 そこには入らない。 自分かわいそう物語はいらない。
誰でも振られることがある。 それだけのこと。
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