極端なつぶやき
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2007年05月01日(火) いい夢を見た

土曜日はカウンセリング。

カウンセラーと話して、私は元BFにお母さんを投影していたと気づく。

私は欲しかった。
暖かい胸に抱擁され、受け止められ、守られたかった。

でも、元BFは私が関係を深めようとした途端、逃げた。

カウンセラーが元BFを
「弱いね。」という、その後
「でも、男ってみんな弱いのよ。」とも。

人間が男になるには、男になって、男の利権を得るには、バカになるしかない。
この社会で、男であるということは、バカになること。
だからこそ、男はみんな弱い。

私が力をつけた。
元BFと関係を深めようと思って、近づいていった。
そしたら、逃げた。

そこには、フェミの深い問題がある。

女が力をつければ、つけるほど、男は逃げていく。
男は女に自分より下であること、力が能力がないことを求める。
対等な関係は男と女の間には成立しない。


私と元BFの間にもそういうことが起こった。

カウンセラーとその話をして、深い絶望を感じた。

私は欲しかった。
元BFから欲しかった。
母にもらえなかった承認、庇護が欲しかった。

でも、逃げた。

だけど、元BFを責めることはできない。

元BFにそんなにも求めるのは無理な話。
100%、欲しいものをくれる人はいない。

夢を見た。
3年以上夢を見た。

最後は、元BFは逃げてしまったけど、でもいい夢だった。
そして、ただの幻想だけではなく。
本当にたくさんのものをもらった。
セックスはなかったけど、デートも2回だけだったけど、そういうレベルを超えたものをたくさんもらった。

サークルの練習では、いつも私のことを気にかけてくれた。

とにかく、いつも私のことを気にかけて、見てくれていた。

そして、私を受け止めてくれた。

あと、彼のお母さんが好きだった。
彼のお母さんとは、数回ほんの少し会話を交わしただけだったけど、本当に無条件に人を受け入れてくれる人だった。
あんな女性に出会えて、あんなお母さんがいると知れて、本当によかった。


100%はもらえなかった。
最後は逃げていった。

でも、この3年以上、4年近く。
本当にたくさんの注目と受容をもらった。
本当に暖かった。
安心できた。

カウンセリングの終わった後、元BFにメールを送った。
元BFは私にとって、本当に暖かい、正直な気持ちのいい人だったこと。
すごく好きだったこと。
感謝していること。
元BFのお母さんに会えてよかったと思っていること。
私は元BFが思っているような強い女ではないこと。(ここは、こう言えば後日会った時、自分が楽できると思って書いた)
どこにいても、もう一生会うことがなくても(そんなことは絶対ないけど)元BFが元気でいて、幸せでいることを祈っていること。


一気に書いて、数時間おいて、見直して、送信した。
返事はない。
まあ、元BFは何にも言えないだろうな。

カウンセラーに最後に言われたこと。
「でも、元BFさんのすべてが弱いとか、すべてがバカだっていうわけじゃないのよ。いいところもたくさんあるし、実際もらったものもたくさんあるんだからね。それを忘れて、ただ怒りまくったら、前のbetyさんに戻ってしまうからね。」
と言われた。

本当、そうだね。

100%はない。
それは誰からもない。
お母さんの子宮の中じゃないんだから。
でも、ゼロでもない。

人間は夢を見ないと生きられない。
私はお母さんからもらえなかったものを埋めるという夢を、これからも見つづけるだろう。
そのたび、がっかりしたり、満たされたりするだろう。

それが生きるということ。

繰り返しになるけど、
元BFはくれた。
私は確かにもらった。
あの暖かさは本当だった。
ただ、100%はないってこと。



昨日は、ヨガ教室へ。
予定していた先生が風邪ということで、なんと代講で元BFの心変わりの相手・椿先生(仮名)!
ひょえー神様はおつなことするね。

すごく厳しい先生だった。
私ができてないところを、何回も指摘された。
指導にごまかしがなかった。

でも、何回もリラックスして、楽しんで、ヨガしてね、と伝えてくれる。

椿先生のクラスを受けて、自分が早くいいアサナ、きれいな動きがしたい、そして、人に認められたい、誉められたいと焦っていることに気づいた。
毎日一生懸命練習している、自分に酔っている、ひたっている自分に気づいた。

きつかったけど、指摘してもらってよかった。

椿先生は大地にドデーンと根ざしていて、でもすごくリラックスして生きることを楽しんでいて、本当に素敵な人だなと思った。
最後のシャバアサナの時、CDをかける代わりに椿先生自身が歌ってくれたんだけど、本当に素敵な歌声で、今思い出しても泣きそうになる。

低めの柔らかい、まあるい声。

私が、私が、という自己主張を超越した、周りと調和した歌声。
こんな風に歌う人を元BFが好きになるのは仕方ないと思った。

元BFのお母さんについで、素敵な女性に出会えてよかった。

元BFの周りには、素敵な女性がたくさんいる。
(だから、元BFはあんなに暖かい人だったのかな。)
そう思うと救われる。


betty1102 |MAIL