| 2010年08月07日(土) |
『スラムドッグ$ミリオネア』 『ガタカ』 |
『スラムドッグ$ミリオネア』Slumdog Millionaire 2008年 ダニー・ボイル監督
よい作品の部類であることは理性で理解できるのだが
冒頭からずっと感情が中に入り込めず上滑りしていく感じだった。
自分にとってインドという未知の文化、国やスラムに暮らす子供たちの現状を
身近な問題として考えたことがなかった事や
個人的好みの問題として監督の個性に乗り切れない、その2つの理由があると思う。
物語の細部は覚えていないのだが『トレインスポッティング』を見た時も
同じような感覚に陥ったのだけは覚えている。
無機的というか、コンピューターゲームに触れているような感覚と
オーバーラップする。
インドの現状を背景に物語を描いたことは斬新で意義深いと思う。
だけど、そんなに面白いか?とも正直思う。
※後記『トレインスポッティング』と『ユージュアル・サスペクツ』を勘違いしていた。 当然『ユージュアル・サスペクツ』はダニー・ボイル監督作品ではない。
『ガタカ』Gattaca 1997年 アンドリュー・ニコル監督
『ビフォア・サンライズ』と『ビフォア・サンセット』で
初めて見たイーサン・ホークがすごく魅力的だったので見てみた。
摩訶不思議なムードの漂う作品だった。
SF作品の免疫がないから余計そう感じてしまったのかもしれない。
前述の作品のイーサン・ホークの方が断然魅力的だ。
初めてイーサン・ホークを見たのがこの作品だったら、次は当分なかったと思う。
イーサン・ホークとユア・サーマンの関係をもっと少なく(スパイス的に)して
イーサン・ホークとジュード・ロウとの関係の描写にもう少し比重を置いた方が
面白くなったんじゃないかと思うのだが、どうだろう?
ジュード・ロウの動機がもっと深く描写されれば
イーサン・ホークとの関係もおのずと深く描かれることになって
ドラマが広がるような気がするのだが。
イーサン・ホークとジュード・ロウの二人の絡みから
相乗効果的な何かが生まれるような気がするのだが。
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