おうち鑑賞

2010年06月08日(火) 『メメント』 『ファクトリー・ガール』


『メメント』 Memento 2000年 クリストファー・ノーラン監督


NHK-BSの深夜の映画劇場で放送されることを知って

すごく見たいと思っている時になんというタイミング!とうれしかったものの

今までの感触上、NHKの翻訳はDVDの翻訳より

わかりやすい印象があるので(さすが公共放送だ)

先にTV放映の字幕で見てしまうと、荒削りかもしれないDVDの字幕に

違和感を感じてしまうかもしれないことから

のどから手が出るほど見たい気持ちを自制して

注文したDVDの到着を待つこと数日。




表現が違っているかもしれないけどアメリカン・ニューシネマみたいだと思った。

『スケアクロウ』や『タクシードライバー』がオーバーラップした。

作品が類似しているという意味ではなく根底に流れるものに対してだ。

エキセントリックな構成だけど、見せ掛けの奇抜さではなく芯から掴まえられる感じだ。

時間が逆回転する運びなので、構成がどーのと思いながら見ると余計に

わけがわからなくなるので、途中から感情にまかせて見るスイッチに切り替えた。

こんなにガイ・ピアースに惹かれる意味は何なのかと考える。

ちょっと理解しきれてない感はあるんだけど

俳優(の配役)、演出、映像・・・イヤだと思う箇所が見当たらないのは確実。

クリストファー・ノーラン監督は

『バッドマン ビギンズ』や『ダークナイト』を監督した人だったのだ。

こういう流れになるとは思わず少し前に見ていた。

評判が良いみたいなのだが(特に『ダークナイト』)

自分的にはあんまりピンとこなかったんだよなあ。

ロールプレイングゲームとかそっち系統にのめり込める人が

おもしろがれるタイプの映画なのかも?と思ったり。

まずガイ・ピアース出演作品をひと通り見たいので再見はそのあとに。

構成的なことを分析する。








『ファクトリー・ガール』Factory Girl 2006年


アンディ・ウォーホールを演じるガイ・ピアースの変貌ぶりにびっくりした。

物腰とかテイストが『This Is It』で見たマイケル・ジャクソンに似ていると思った。

ゲイという精神の共通項によるものかな?と思う。


アンディ・ウォーホールとZ氏が重なる。

あるいはZ氏の中にアンディ・ウォーホールに傾倒するところが

あったのかもしれないと今になって思う。

半歩先を行けば共感を得られるところを、ずっと先に行ってしまうから

周りは理解しないか、マニアックに支持するかの二極に分かる。

そういう作家における表現(あえて言う。いい加減な後始末のつけ方)や

目に耳に入ってきた女関係の色々に

くやしいけど(?)感覚が刺激される存在だったのだと改めて思う。

Z氏の作品に触れた時の感覚がオーバーラップする、

この作品は全般的にそういう見方になった。

再見する。








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Barbara [MAIL] [バイオトープの庭]

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