| 2010年04月17日(土) |
『予感』 『紳士協定』 |
『予感』
NHK-BSで録画してあったのを見る。
イラン製作の映画だ。
宗教や国の違いは関係なく、良いものは良いと感受できるものだけど、
この映画は、国や宗教観の違いが根本にあるので
共感するという観点で見るのはちょっと厳しい。
例えば、男性の女性の扱い方であるとか
表現上そうなっているのではなく、根本的に考え方が違っていると思われるので
距離を置いた見方をするしかなくなってしまう。
他に何か感じる点があれば、それも差し引きになるかもしれないが
映像や表現など平板な印象だった。
日本でさえも(?)、その高さのハードルはもう障害になってないよ、
という所が深刻に扱われている。
色々な意味で印象には残る作品だとは思う。
『紳士協定』 1947年 エリア・カザン監督
あまり期待していなかったせいかなあ、面白かった。
というか、戦後間もないこの時代に
今の日本が未だ追いついてないような思想や
パートナーとの関係のあり方が、
もうすでにアメリカでは表現されていた、という驚き。
先に見た『予感』は前近代的であり
この『紳士協定』は近代的であり、
くしくも対比を考えさせられるようなチョイスをしたのだった。
作品的には、シーンの並べ方が、同じ力関係になってしまっているのか、
おしなべられた印象になっていると思った。
それぞれのシーンは面白いと思うので、
ちょっとした対比(?)のさせ方で見え方が違ってくかも、と思う。
『ローマの休日』を見たところというのもあり
グレゴリー・ペックの魅力を再認識。
まー、かっこいいこと。
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