『戒厳令』 1973年 仏=伊 コスタ・ガヴラス監督
NHK-BSで録画してあったものを見る。
シビアなテーマ。
淡々とシーンが重ねられていく。
大向こうを狙ったタイプの映画ではなく
ドキュメンタリータッチで物語は進行していくのだけど
全く飽きることなくラストまで引き付けられて見る。
エンターテイメント的な要素は見当たらないのに不思議だった。
チェ・ゲバラを賛辞(?)する唄が流れるスピーカーを
機動隊(?)がもぐら叩きのように壊していくシーンは笑えた。
思うに、しっかり構成された物語や物語を運ぶリズムなどが
素晴しいからではないか?と推測する。
自分達が世界の正義?と思っている?アメリカの
裏の顔を暴いたフランスとイタリアの気骨は素敵だと思う。
ただ非難するという意味ではなく、表現する上でアメリカに対して
こういう視点がもっとあってもよいのではないか、と思った。
|