| 2010年03月23日(火) |
『静かなる決闘』再見する |
3月23日は黒澤明監督生誕100年だということに
黒澤明監督生誕100年デコ仕様の
Googleホームページを開いて気がついた。
せっかくなので黒澤明監督作品を見ることに。
『静かなる決闘』1949年
久々に再見する。
チェンジしたテレビとレコーダーで見るのは初めてだ。
暗部が以前見た時よりはっきり確認できた。
作品とは関係ないところで、睡魔に襲われたりなんだかんだで
乗り切れなかったり、まだら見になってしまった。
だけど、ああやっぱり何度見返しても
三船敏郎の様式美と言っても過言ではないだろう
所作の形の美しさに、骨抜きになってしまう。
原作が舞台劇(確か)というのも関係しているのだろうか。
魅力的とか上手いなんていう表現は軽すぎる。
黒澤明監督あっての三船敏郎であり
三船敏郎あっての黒澤明監督だ。
見る度に、唯一無二の組み合わせを目の当たりにする思いになる。
そして千石規子の魅力ったら。
エキセントリックでありつつリアリティを感じる演技。
時代の違いを全く感じないどころか、
今の時代のドラマや映画に置き換えたとしても、
もっとも刺激的で魅力のある役者さんであるに違いない。
冒頭から幾場面か続く、まるで絵画のような光と影のコントラストの芸術。
黒澤明監督作品において、白黒の濃淡のグラデーションが一番好きかもしれない。
また再見したい。
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