| 2010年03月13日(土) |
『地下水道』 シ(雑)読了 |
『地下水道』 1957年/ポーランド アンジェイ・ワイダ監督
NHK-BSで録画したものを見る。
おもにNHK-BSで録画した映画のストックがかなりの数になってきた。
その時の気分によって見るものを選択しているからなのだが
その後の日常作業の塩梅に都合がよく
この作品は上映時間(約1時間30分)で決めた。
加えてタイトルにぐっとくるものがあり。
冒頭部分から、この作品が提示するテーマの重さに
目を背けてしまいたいような気持になる。
深遠な現実に目を向けること、表現することに
エンターテイメントという言葉の入る余地などないのだ。
エンターテイメントを語ったり表現することが出来るのは
穏やかで余裕のある世界あってこそなのだ、と改めて思う。
真実を追究する作品に対して不謹慎かもしれないが
胸に迫る現実が重く辛く、バランスを取るために
あえて技術的なことに意識を置いて見るところがあった。
伏線、構成、人物の掘り下げなど。
またまたこんなことを言うのは不謹慎かもしれないけど
小匙一杯ほどのエンターテイメントが存在したら
もっとこの作品に対しての取っ付きは良くなるだろうななどと思う。
ただ、監督はこのように伝えるしかなかったわけで
筋違いなことだとわかってはいるけれど。
後から検索して知る。
これがアンジェイ・ワイダ監督の作品なのか。
少し前に記事を読んで興味を持った『カティンの森』の監督だったのだ。
他のアンジェイ・ワイダ監督作品も見たいと思う。時間を置いて『地下水道』も再見したい。
元気ハツラツな時に。
『ディア・ドクター』読了。
どのように表現しているのか意識して読んだ。
面白いと思った反面、もうちょっとパンチ(?)を感じたかったような。
また再読したい。
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