| 2010年03月08日(月) |
『学生ロマンス 若き日』 『朗かに歩め』 |
『学生ロマンス 若き日』1929年
『朗かに歩め』1930年 小津安二郎監督作品 を見る。
『学生ロマンス 若き日』
一人の女子をめぐってナンパ学生と気弱学生の友達コンビが
恋のさや当てをする物語だ。
深読みすれば、この女子は相当したたかだ。
ナンパ学生と気弱学生の、すったもんだは面白いと思う反面、
ナンパ学生君に気弱学生君が押されっぱなしなところにちょっとイラつく。
コミカルな表現にしても、気弱学生君がナンパ学生君に反撃する
ガス抜き場面が欲しいと思った。
『トムとジェリー』みたく。
だけどラストの落とし処には納得感があった。
『朗かに歩め』
いわゆる小津安二郎監督スタイル確立前の
初期の作風に意外な印象を受ける。
最初からあのスタイルがあったわけじゃないのだなと改めて思う。
戦後の作品とは異なるベタな愛憎劇だ。
ベタだけど(ベタだけに?)ラブストーリーとして好きだ。
ただ惜しむらくは、もうちょっとロマンチックな気分というか
胸キュンしたかったなあ。
ベタなラストのハッピーエンドも好き。
こういうラストが待っているのだったら、余計そう思う。
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