| 2009年11月06日(金) |
「話し方入門」読む 『秋日和』 NHK-ETV特集「太宰治生誕100年太宰治と太田静子の真実」 |
「話し方入門」読む。50ページほど。48分(50分前後)3セット。
『秋日和』小津安二郎監督 1960年製作
NHK-BSで録画してあったのを見る。
うーん。何となく予感はあったんだけど気持ちゆさぶられる感じではなかった。
面白いとは思った。あきることなくおよそ2時間見た。
よく言えば熟達した味、ということなのかもしれないが
大家による練れてしまった印象があってかったるさを感じた。
女優さんの演技がまるで「花瓶の花」のようだ。
この作品より20年前の作品である『戸田家の兄妹』の女性たちの方が
生き生き描かれているように思う。
だから『秋日和』の方が時代に逆行しているかに思える。
とはいっても、中年男性たちのやりとりなど
他の作品では体験したことのないようなリアルを感じたところなど
面白いと思ったところもあった。
それより何より、自分にとっての出会いは青年団の芝居の方が先なので
青年団っぽい、と終始思いながら見ていた。
小津安二郎監督作品を全部見ていないので、はっきりわからないことだけど
小津節?は、晩年作品に特に色濃く表れているのだろうか。
そして、その潮流を青年団が自らの表現としていったのだろうか。
もう何年も前のことだけど、青年団の芝居の稽古を見学した時のことを思い出した。
平田オリザさんは細かな演出を劇団員につけていた。
コップを動かすタイミングとか置き方とか。
いわば青年団の芝居を通して感じる。
小津安二郎監督の演出を想像する。
『東京暮色』が見たい。
22時頃から0時頃までうたた寝する。
風呂に入ったあとテレビをつける。
NHK ETV特集「太宰治生誕100年 太宰治と太田静子の真実」が始まった。
思わず見入る。
太宰治の愛人太田静子さんの娘太田治子さんの目を通して見る太宰治を描く内容だった。
太田治子さんの想いを垣間見させていただいた。
芸術と人生。家族関係。
全編見終わって救われた気持ちになる。
太宰治作品もそうだが、太田治子さんの作品を読んでみたい。
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