おうち鑑賞

2009年04月11日(土) 『反撥』


『反撥』ロマン・ポランスキー監督 1965年 を見る。

心理ホラーというのか? 心理サスペンスというのか?

内面的なものが描かれた作品だった。

主人公たちの台詞は多くないが、映像に独特の変化と運び?があるせいか

場面が進むごとに引き込まれていく。

手元でクラッカー(ビスケット?)がパキンと折られる場面を

見ただけで、何かが暗示されているような含みを持たされる。


同じテーマを扱ったジョン・カサヴェテス監督『こわれゆく女』

を思い出す。同じ琴線を揺さぶられる作品であっても

「面白さ」を感じるのは『反撥』だ。

革新的過ぎず?微妙なところで表現されている印象だ。

ある意味エンターテイメント性の中に

鋭いナイフで裂いたような切り口が内包されている。



それから山下敦弘監督作品とオーバーラップした。

内容的なことではなく面白さの質が同じだと思った。

細かに積み重ねられたディティールを

淡々とした気分で見ていたのに

最後に見せられた(明らかになった)

森の俯瞰図に心を衝かれる・・・的な

図式があると思う。









 < 過去  INDEX  未来 >


Barbara [MAIL] [バイオトープの庭]

My追加