おうち鑑賞

2009年04月07日(火) 『おくりびと』

 
『おくりびと』を見た。

初めて滝田洋二郎監督の作品を見たのは確か『バッテリー』だ。

原作があさのあつこと知って見たくなったのだ。

無難な匂いがしたので、この監督の作品を追う気持ちにはならなかった。

だから、アカデミー賞受賞と聞き何がバケた?とまず思ってしまった。



佳作だと思う。

気軽に、とっつき易く、と言ったら語弊があるかもしれないが

重苦しさで身構えることなく「死」というテーマが

描かれていて自然に引き込まれていった。

クスクス笑いながら涙がこみ上げてくるかんじだ。

冒頭の納棺のシーンから笑い所があったのだけど

ちょっと性的な匂いがしたせいか大半がお年寄りの場内はシーン・・・。

噴出しそうになったのを我慢した。




登場人物の動機に釈然としない思いが残ったし

妻(広末涼子)の描き方の浅いところはかなり嫌だったところ。

良い女優さんなのにもったいない。

そして、むしろ主人公を演じるモッくんより

モックンを取巻く役者さんたちの演技の方が

味わい深かった。とくに山崎努さんが超魅力的だった。





この作品がアカデミー賞を受賞した要因は何と言っても作品の視点、

そして(異)文化を描いていることではないか。

全体的な作品の質はそんなに高いと思わなかった。

視点の大切さを考えさせられる。


色んなことを思わせてくれたことは確か。

だから、もう一度見直してみたいと思う。










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Barbara [MAIL] [バイオトープの庭]

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