映画のお話
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この「プラダの悪魔」の主演女優のメリル・ストリープは私の数少ない好きな女優さんの一人。 映画の役が好きでも他の映画ではそうでなかったりする。 メリル・ストリープは何をやっても好きな女優。何の役をやっても他の映画のメリル・ストリープではないから好き。
この「プラダを着た悪魔」では部下をとことん虐める役柄にはまりすぎるぐらいはまっている。優しい面影は一つも見せない。
昨日この映画をDVDで観たのだけど3回観て3回泣いた。 このサクセスストーリーが今の自分とは全く違うのだけど、違うけれど多少なりともあったのかも知れない。でなければ3回とも泣くって事はあり得ないし。 悲しい話でもないし。 ジャーナリストになりたくてNYに出て来て、ファッションの事など関心など全くない女性がファッション誌の第2アシスタントに採用される、そこからどんどん上司にあらゆる面で認められていく。
パっと見をダサくしているけれど誰が見ても美人だと思うアンディという第2アシスタントになった女の子は、先は見えてるんだけど…その工程が面白かった。 しかし男性も痩せてなきゃならない世界だったとは?そこまでは知らなかったなぁ。サイズは日本と違って一番小さいサイズが今までは「2」だったのが「4」になったとか。日本じゃ「5」が一番小さい。 アンディって誰かに似てると思っていたら、「オードリー・ヘップバーン」に似てる。 これは監督もおまけ映像で言ってた。誰かに似てるってあまり良い事ではないような気もする。←これは私が思った。オードリーのように綺麗で可愛い人に似てると一般人ならいいけど、俳優となると誰にも似てない方が比較されないからいいと思う。 でも、最初は覚えやすいけど。
目と言わず、道具が大きい!顔が小さいから目がむちゃくちゃ大きく見える。印象的な顔立ちではあるなぁ。
話の内容はそんな深い話ではなくて、どこにでもある話。だから共感を得たのだと思う。でも、私が3回も観て泣くとは…随分と心に入って来る要素が強かったんだと思う。
仕事とプライベートの両立なんて誰もができる訳もなくて、皆が悩む事。
アンディは第1アシスタントまで上がって、そして辞めた。自分が一番やりたかった新聞社へと入社するけれど、そこでも又同じ事がおきるであろうと思う。中々家に帰れない、友達や恋人と会えない。 仕事とはそういうものだと思うのだけど… よく、耳にするのが私と仕事のどっちが大事なの?!って叫ぶ。これは変だと小さい頃から思っていた。仕事をしなければ食べてはいけない、なのに比べるって変。 「プラダを着た悪魔」の中では男性が女性に対して、言ってはいないけど会えないのなら…と、なる。 この部分はどうしても共感できない。 どうしてもっと大きい気持ちで女の人を見てあげられないのか?少し頭にきた。
でも全体を通しての感想は前回観た映画より、ずっと良かった!のには違いない。
しかし、中々映画館には行けないものですな。今年、はてさて行けるのだろうか?残り少ないというのに。
あーる
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