月に舞う桜

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2019年09月07日(土) 車椅子で電車に乗るには、ものすごく時間がかかる(ことがある)

新宿や上野などの大きな駅は、改札に入ってから電車に乗るまでものすごく時間がかかる。

『マスカレイド・展』の帰りのこと。
改札で行き先伝えると、駅員さんが「係員が来るのでお待ちください」と。

待てど暮らせど係員は来なくて、10分後

駅員さん「いま人がいないので、あと10分ほどお待ちいただくようになりますが、大丈夫ですか?」

「大丈夫ですか?」って、そりゃ大丈夫ではないけど、大丈夫ですって言うしかない。
そして無事に係員が来てホームに着いても、JRは降車駅に連絡がつくまで乗せてもらえないので、電車を一本見送り、結局、改札入ってから電車に乗るまで約30分かかった。

私鉄だと、乗車後に降車駅に連絡してくれるところもある(連絡を待たず、来た電車に乗れる)。
でも、JRは、降車駅に連絡がつくまで頑なに乗せてもらえない。隣駅に行くならまだしも、2,30分先まで行く場合も、それ。

いつだったか始発駅で乗るとき、自宅最寄り駅まで直通の電車がホームで待機していた。発車時刻まで少し時間があったにもかかわらず、まだ降車駅へ連絡していないからからと乗せてもらえず、結局、次の電車になった。乗った電車は直通ではなく乗り換えが必要で、乗換駅でも電車を一本見送り、帰宅がどんどん遅くなる……。

まあ、降車駅に連絡がつくまで乗せてもらえないのはJRのマニュアルの問題だけど、一番上に書いたような、係員が来るまでものすごく待たされるのはマンパワー不足の問題だから、どうしようもない。

電車が、車椅子でも独りで乗降できる仕様なら、こんなことにはならないんだ!
早く、車体かホームから自動でスロープが出て隙間と段差を埋めるような設備を!

ほんと、こんな状態で、パラリンピックで海外から大勢来たら、大丈夫なんだろうか……。
上の話は帰宅時のことなので焦らずに済んだけど、例えばオリパラ観戦に行く人が試合開始時間に間に合わなかったらどうするんだろうか。とても心配。
オリパラ期間中はもっと待たされるだろうから、外出を控えようか……なんて半分本気で考えている。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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