月に舞う桜

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2019年07月26日(金) 障害者殺傷事件から3年

相模原の障害者施設「津久井やまゆり園」で起きた殺傷事件から、丸3年です。
あのヘイトクライムを絶対に忘れたくないし、忘れないでほしい。
特定の属性の人たちが、その属性というだけで「不幸しか生まないから殺したほうがいい」とジャッジされて、殺された。
私は許さない。加害者も、加害者の気持ちが分かると発言する人間も、加害者の思想を後押しするような社会の空気やあり方も。
殺されてはいけないのは、「有能だから」とか、「将来ある若者だから」とか、「生産性が高いから」とか、「国や社会に貢献するから」とか、そんな理由じゃない。
人は誰でも、殺されてはならない。そこに生きているというただそれだけで、殺されてはならない理由になる。

正直あの事件以来、道端や電車内やお店で、「この人も実は『障害者なんか死ねばいいのに』と思ってたらどうしよう……」っていう不安はある。

目に留まった記事を手当たり次第シェアしておきます。

◆「相模原障害者殺傷事件」への「怒り」は足りていたか(2017.7.25 時事オピニオン)
https://imidas.jp/jijikaitai/f-40-151-17-07-g688

◆なぜ障害者ばかりを?相模原殺傷 被告との対話【前編】(2019.5.7)
https://note.mu/news23/n/n8c8b762fe6e2

◆なぜ障害者ばかりを?相模原殺傷 被告との対話【後編】(2019.5.7)
https://note.mu/news23/n/n1a4f9085c1d2

◆凄惨な事件をどのような言葉で語るか――相模原事件と「一人で死ね」をつなぐもの(2019.7.23 時事オピニオン)
https://imidas.jp/jijikaitai/f-40-188-19-07-g688

◆相模原 障害者施設19人殺害 5人に1人覚えてない NHK調査(2019.7.26 NHK NEWS WEB)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190726/k10012009121000.html

◆「生産性」の呪いに抗うために - 相模原殺傷事件から3年(2019.7.26 Yahoo!ニュース)
https://news.yahoo.co.jp/byline/yuheisuzuki/20190726-00135613/


桜井弓月 |TwitterFacebook


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