月に舞う桜

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2019年07月22日(月) 「絶望してるけど投票には行く」

参議院選挙は終わったけど、投票日前に読んだポリタスの記事が良かったので、2つシェア。

能町さん、私も同じです。
私も絶望しながら、でも絶望させられるのはムカつくので、投票してる。
この記事を読んで、「ああ、そうだ。絶望しながらでも投票できる(実際私はそうした)し、物を言えるんだ。絶望しててもいいんだ」と思えて、少しだけ希望が見えた。
熊谷晋一郎先生が言ってた「希望とは絶望を分かち合うこと」って、こういうことなんだろうな。

◆絶望してるけど投票には行く(2019.7.20 ポリタス―能町みね子)
https://politas.jp/features/15/article/657

「今の60代以上は一度景気の良さを体験しているから、根本的に「まあどうにかなる」という気持ちのまま破綻を見る前に安穏と死ぬだろう。国家として落ちるところまで落ちボロボロにならないともう復活などないのではないかとすら思う。」

「世間の熱狂のあとに待っていた失望、というのを何度か体験しているわけだから、私は政治家全般に対し期待などしていない。」

「私はここまで絶望しきっているくせに、しっかり投票用紙を持って律儀にちまちまと候補者の名前を書き、投函することにしている。」

「「痛みを伴う改革」的なものが、いちばん立場の弱い者にまずダイレクトに影響するということに気がついた。」

「国家権力はピンチが訪れると、国家から見て「役に立たない」立場の人を当然まっさきに切り捨てるはずだから、抵抗していかなければ将来的に自分の首を絞めることにもなりかねない。そのための最低限の手段として、弱い立場の人を一層何もできない環境に追い込むような人たちを少しでも落とせるよう、他の候補への投票くらいはしておかないとならない」

「権力に従順であることこそ愚」

「自分には力もないのに、面倒を恐れて無批判に権力に追従していたら、つけこまれて最終的には心も体も殺される、と思う。」

……共感する言葉がたくさん。
(引用しすぎましたが、ぜひ記事全文を読んでみてください)


もう一つ、こちらの記事も良かった↓

◆自由な国で育ったと思っていた(2019.7.20 ポリタス―佐久間裕美子)
https://politas.jp/features/15/article/655


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