月に舞う桜

前日目次翌日


2019年05月06日(月) 龍玄とし DINE & CONCERT 2019 〜ツーショット撮影編

「龍玄とし DINE & CONCERT 2019 in 東京」夜の部のレポートです。

今回の物販はDVDにキャッToshl Tシャツが付く。Tシャツは好きな色を選べるのだけど、黄色とオレンジのどちらにするか最後まで決められずにいた。そしたら、今回新しく出たDVDだけでなく、大坂公演で販売したDVDにもTシャツが付くとのことだったので、どちらも買って、黄色とオレンジのTシャツ両方をゲット。金銭感覚が狂いまくり……。
黄色いTシャツは、キャッToshlがバナナを食べながら南の島を思い浮かべている。オレンジは、キャッToshlが子どもを乗せて自転車をこいでいる。
ちなみに、スタッフが「夜の部で、Toshlさんはオレンジを着られるそうです」とアナウンスしていた。商売上手である。

大坂公演でやったリクエストコーナーが、好評だったうえに本人もとても楽しかったそうで、今回もリクエストを募っていた。
受付で、Toshlに歌ってほしい1曲(持ち歌ではなく、他の人の曲)を書いた紙をリクエストボックスに入れた。私の、当たるかなー。当たりますように。

受付を済ませたら、Toshlとの乾杯&ツーショット撮影です!
私はワイングラスを持ったまま移動ができないので、撮影位置についたらスタッフがグラスを渡してくれることに。

Toshlは、プッチンプリンのCMの衣装を着ていた。
そうかあ、今回はプッチンプリンかあ。欲を言えば、黒か白のシンプルなジャケットを着た普通のToshlと撮りたいんだけれども、まあ、去年はゲーム『ORDINAL STRATA』のキャラ「精霊Toshl」のコスプレしたToshlとのツーショットだったことを思えば、今年はToshlの顔がちゃんと見えてるから良いかな。

Toshlの隣に並ぶ。
写真を撮るんだからなるべく近づいたほうがいいのだろうけど、車椅子のタイヤでToshlの衣装(プッチンプリンスのマント)を汚してはいけないと思うと、あまり寄るのも躊躇われた。
そしたら! Toshlが!

「そこでいいよ」

って!
これが、すっごーーーーーく、やさしい声なんですよ! ささやくような、ソフトな声。話すときはいつもやさしい声だけど、それにしても、「そんな声、今までどこに隠してたの!?」っていう感じの。
あれは絶対、夜に女を口説くときに使う声だわ!(←妄想しすぎ)

「そこでいいよ」と言いながら、お尻をずりずりして私のほうに寄ってくれた。たぶん、車椅子は横には動けないから私がそれ以上近寄れないと思ったんだろう。
いや、あの、えーと、お気遣いは本当に嬉しいんですけれども、その、あんまり近づかないでほしい、緊張するから。……でも嬉しかったよ。何てやさしいんだろう。

私がスタッフからワイングラスを受け取るとき、ちょっともたついてたら、手を貸してくれた。たしか「大丈夫?」とか何とか言いながら。あの、女を口説くときの(←違う)ささやき声で。
反応できず、固まる私。
あなたのやさしい気遣いは分かったから、お願いだから、耳元でささやかないで。グラスを持つのは大丈夫だけど、この状況が大丈夫じゃないんだ!

そんなこんなで、あまりよく覚えていないけど、ちゃんと乾杯はしたと思う。
そして、人生2回目の、Toshlとのツーショット撮影。
頑張って、満面の笑みで、“いい顔”を作った。ささやき攻撃に内心ぶっ倒れそうだったけど、頑張ったよ、私!
しかし、問題はこのあと。あろうことか、去年に引き続き、ポラを受け取り忘れるという失態を犯す私……。そのまま宴会場へ行こうとしたところを、カメラマンに「あの、写真写真!」と呼び止められた。ほんと、申し訳ない。そして、Toshlくんの前で、恥ずかしい。写真撮ったら満足しちゃうのと、Toshlくんと待っている人たちに迷惑かけないように早く行かないと、と思って焦っちゃうんだよね。あぁ、恥ずかしい。

宴会場の席に着いて、写真をじっくり眺めた。
なかなか満足のいく表情で写っていた。ただ、ラベンダーのセットアップにライトグレーのジャケットを着て行ったのだけど、ほとんど白く飛んでいた。ポラだから、プッチンプリンスの黄色みたいなはっきりした色じゃないと、きれいに映らないかあ。もっと濃い色を着ればよかったかな。でも、濃い色はあんまり似合わないんだよね。まあ、顔もいい具合に白く飛んで肌の粗が消えてたから良かった!
あと、写真をよく見ると、Toshlが私のワイングラスの脚を支えてくれていた。かたじけない。私としては、自分で持つのに支障はなかったのだけど、Toshlは私の持ち方を見て心配になったのかも。かたじけない。

(続く)


桜井弓月 |TwitterFacebook


My追加

© 2005 Sakurai Yuzuki