月に舞う桜

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2017年08月03日(木) 貴方に会うときは、ただバカみたいな笑顔で

以前、FacebookのX JAPANグループで、7/27付の読売新聞夕刊の記事が紹介されていた(FBの投稿から写真を拝借して貼ろうと思ったけど、エンピツにうまくアップできなかった)。

「X JAPAN公演 Toshlの歌 極上の響き」という見出しで、7/15の横浜アリーナ公演のもようがレポートされている。そして、記事の中で「特筆すべきはToshlの歌。特有のハイトーンは爆音の中で聴くのとは違い、極上の素材を生で味わっているかのよう」(記事より引用)と、Toshlの歌が絶賛されている。

FBの投稿を見たときは、「へえー」って感じで読み流してたんだけど、7/30のニコ生でToshlがこの記事に言及していて、一気に感慨深くなった(ニコ生は今日やっとタイムシフトで観た)。

洗脳時代、Toshlは(と言うか、カルト団体が)いろんなところと裁判沙汰になっていて、その中に日テレとの裁判もあったらしい。
それからToshlは日テレに出られなくなって、X JAPANが再結成してからもToshlのところだけカットされたりしてたそう(映像を流すとき、ってことかな?)。

そういう経緯があって、でも、今回、日テレ系列の読売新聞にこういう記事を書いてもらえて、本当に嬉しかった、って。

脱会から数年はとてもつらかったとToshl本人も言ってるし、思い返すと確かに脱会後2、3年は危うい感じだった。
でも、今はとっても楽しそうに歌っていて、幸せだと言っていて、「みんなと幸せになる」って言っていて、あぁ本当に生きていてくれて良かった、戻って来てくれて良かったって思う。
悲しいとかじゃなくて、ただただ、いまのToshlが存在することを嬉しく思っているのに、泣けてくるのは何でだろうね。
私は、あのカルト団体を一生許さないけど、表に出すのは憎しみではなく、愛でありたいと思う。Toshlに会いに行くときは、ただバカみたいに笑顔でいたい。

あさっては、Toshlのディナーショー。
これから手紙を書こうと思う。本人に手渡しできるわけじゃないけれど。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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