月に舞う桜

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2016年10月29日(土) Toshl スーパープレミアムバースデー(昼公演)〜プレゼントお渡し会&ランチ編

椿山荘で行われたToshlのバースデーイベントに行った。お誕生日の10月10日はVJS直前だったからYOSHIKIから「空けといてね」と言われ、ソロイベントはできなかったもよう。でも、ぎりぎり月内にイベントやってくれて、よかった。
今回は昼夜2公演あり、昼はソロ曲、夜はXJAPANの曲をやるとのことだった。どちらに参加するか悩みに悩んだ挙句、昼公演に行くことにした。Xの曲ももちろん捨て難いけれど、ソロイベントなのだから、やっぱりソロ曲が聴きたい。夜だと帰りの時間も気になるし、それに、昼公演の方が若干安かったことも決め手の一つだった。

手紙と、今年初めから「今年の誕生日プレゼントはこれにしよう」と決めていた小説『KYOKO』を持って、受付の列に並ぶ。
昼夜通しで参加する人から先に受付が行われていた。その様子をうかがっていると、どうやら席に着く前にToshlへプレゼントを手渡すことになっているようだった。夏のディナーショーも、受付後すぐにToshlと乾杯だったもんなあ。Toshlが出迎えてくれるのは嬉しいけど、受付から着席までの流れの中でToshlと対面するのは、何だか落ち着かなくて心臓に悪い……。
受付と荷物チェックを済ませると、宴会場の手前にパーテーションがあり、その奥に机を挟んでToshlが座っていた。
私がパーテーションの中に入ると、Toshlは机の向こうから出て来てくれた。

Toshl「はい、おはようございます」

私「……こんにちは」

Toshlのほうから元気に挨拶してくれた。「おはようございます」って言われたのに、「こんにちは」って返しちゃってごめん。ほんと、ごめん!
Toshlと面と向かって言葉を交わすのは8度目で、さすがに初めてのときに比べたら慣れたものの、今でも緊張する。

Toshl「いつもありがとね」

いやいや、こちらこそ「いつもありがとう」だよ!と思いながら、「おめでとうございます」と言ってプレゼントと手紙が入った紙袋を差し出した。
Toshlは「ありがとう。いただきます」と言って紙袋を受け取り、水色の箱を「はい」と渡してくれた。
箱を受け取ると、握手もしてくれた。Toshlの手は、いつもやさしい。
私は最後に「楽しみにしてます」と言ってその場を離れた。緊張しつつも、ちゃんと笑顔で言葉を交わすことができた。良かった!

宴会場に入り、チケットと同じ番号の紙が置かれた席に着く。同じテーブルには一人で来ている人が多くて、お話しやすかった。お隣の席の人には肉料理を切ってもらったりして、とても助かった。感謝です。

Toshlからもらった水色の箱は全員もらえるプレゼントで、中身はこれ↓



黒いマグカップで、キャッToshlが描かれてる。これでコーヒーを飲んだら、きっと至福のひとときだなあ。

ランチのコースメニューはこちら↓



前菜に舌鼓を打っていると、早くもToshlと、もはやToshlの相方と化している(?)CUTTくんが舞台に登場した。
どよめき、食事の手を止めて二人を見る客席に向かって、「食べてていいから。二人で勝手に漫才やってるから」というToshlくん。
二人で並んで座って、プレゼント抽選会を始めた。
今回のショーでは、最初にToshlからもらったマグカップとは別に、Toshlが過去に使用した衣装やロスで買い集めたものを全員がプレゼントしてもらえることになっていた。何が当たるかは抽選で決まる。
まずCUTTくんが「○○年に××の撮影で着た△△のジャケットです」というふうに説明し、Toshlが「ああ、これは当時よく着たなあ」などとコメントする。そして、CUTTくんが抽選で当たった席番号を読み上げて、呼ばれた席の人が会場隅に設けられたプレゼント渡し場所まで受け取りに行く、という流れだった。プレゼントを渡す係りは、小瀧くんとイケメンスタッフさん(「イケメンスタッフ」とはToshlくん談)。小瀧くん、本当はピアニストなのにこんなことまでやらされて大変ね。

プレゼントは、ライブやPV撮影、テレビ番組やニコ生などで使用した私物衣装、リハやトレーニングで着た私服、それからToshl本人が今回のプレゼントのために探して買ってきたいろいろなもの……などなど、豪華だった。
ブランドも、アレキサンダー・マックイーンやエンポリオ・アルマーニをはじめ、有名どころがずらり。Toshlが買ってきたものの中には、エルメスのボールペンなんてものもあった。でも、実際によく使っていたというトレーニング用のスウェットはチャンピオンだったりする。
すべてのプレゼントにToshlのサインが入っている上に、過去に実際に着用したものには、証拠として着用時の写真が入っている。

この抽選会がかなり長引いた。何と言っても150人くらいいるのだ。プレゼントも150個。それを一つ一つ解説&抽選するのだから時間がかかる。スープも魚料理も肉料理も、デザートまで食べ終えても、まだ続いた。ToshlとCUTTくんは喋りっぱなしで大変だなあ。Toshlは「時間がだいぶ押してるから!」と言いつつ、プレゼント一つ一つにエピソードや解説を入れてくれる。
同じテーブルの人が当たったプレゼントは、テーブル内に回して見せてもらった。1ヶ月くらい前に放送された「Toshl Caf�・ 客は又吉」の衣装には、ピース又吉のサインも入っていた。世界的ヴォーカリストと芥川賞作家のサインが一緒に入っている!
私は、Toshlがロスで買ってきたらしい白黒のロングカーディガンが当たった。身ごろに大きなドクロが入っているけれど、ニットなのでハードな印象はなく、むしろかわいい。背中にToshlのサイン。おまけで、「まっくろくろすけ」みたいなポンポンにToshlのグッズチャームをくっ付けたものと、Toshlがその黒ポンポンを買ったときの写真が入っていた。
黒ポンポンは、これ↓



ロングカーディガンは洋服ダンスに大事に大事にしまってある。公開しませんよ!
スーツ用のカバー(服がすっぽり入って二つ折りにできるやつ)に収められていて、その丁寧さが嬉しかったけど、持って帰るのがちょっと苦労した。
ライブのときに着て行こうかな。

全員にプレゼントが渡ったとき、すでにコンサートの開始時刻をかなり過ぎていた。Toshlがちょっと焦り気味の口調で「5分後にコンサート始めるよ!」とアナウンスする。あまりの急展開に、ざわつく客席であった。

(続く)


桜井弓月 |TwitterFacebook


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