月に舞う桜

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2016年10月17日(月) 【10/15〜16】VJS2日目以降

【10/15】

VJSの初日(10/14)はホテルに泊まった。
翌朝、ホテルの朝食バイキングでフレンチトーストを食べた。
Toshlもフレンチトーストが好きで、どこの国に行ってもホテルで必ず食べると言っていた。「今朝は食べたのかなあ。美味しいものを食べる時間はあったかなあ」と思いを馳せつつ、フレンチトーストに舌鼓を打ったのだった。

夜それなりに眠れたはずなのに、お昼頃に帰宅して夕方まで寝てしまった。
WOWOWオンデマンドでVJS2日目を観るつもりだったのに、起きたらすでにhide with Spread Beaverが終わっていて、さらに、何だかんだやってたらHYDE × YOSHIKIも終わっていた。何という失態!

Xは、Forever Loveまで観たかなあ。とにかく疲れちゃって、この日のことはあまり覚えていない。


【10/16】

午後、やはりWOWOWオンデマンドで、VJS最終日を観た。
ゴールデンボンバーが初期Xのコスで出てきた(HIDE役はいない)。PATAに扮した喜矢武豊がイケメン。LUNA SEAのINORANに続き、またもイケメンを発見して(と言うか、イケメンだということにやっと気づいた)ムフフ状態である。

パソコンを横目に「女々しくて」をぼんやり聞いていたら、予想外にYOSHIKIが出てきてドラムを叩き始めたものだから、驚いて画面に向き直った。
ドラムだけが、エアーじゃなくて、生。やっぱり生ドラムは響き方が違うよ。いいよー。
YOSHIKI、ニコニコしながら叩いていた。その笑顔を見ているだけで、こちらも笑顔になる。親みたいだな、私。

XはENDLESS RAINの手前まで観たかな。
最初のMC中に、即興でDAHLIAとunfinishedとSay Anythingの大サービス。1曲1曲は短いけど、Toshlが本気出して歌っていたので、「最終日に行けば良かったかなあ」と思った。
でも、初日の紅は一生忘れないだろうし、PATAの復活に立ち会えたのだから、やっぱりこれで良かったのだ。

それに、会場にはいないからこそ味わえることもある。
会場にいたら一緒に歌うことに一生懸命になるけど、画面を通して観ていると一歩引いた姿勢になって、客席の歌声も全身でしっかり感じることができる。

YOSHIKIがピアノでSay Anythingを奏でると会場中がすぐに反応して、大合唱。その歌声に、何ものにもおびやかされない強固な絆を感じた。私たちはXJAPANと一緒に苦悩し、一緒に悲しみ、一緒に歓喜してきた。これまでの紆余曲折すぎる日々の中で形作られた絆が、迷いのない大合唱にすべて詰め込まれている気がした。
Toshlは、出だしだけ歌って、あとは客席の歌を嬉しそうに聴いていた。あの大合唱を全身で浴びながら、Toshlも同じように絆を感じてくれていたかなあ。

メンバーも参戦した人たちも、3日間本当にお疲れ様でした。
このVisual Japan Summitは、12月にWOWOWであらためて放送されるらしい。楽しみだ楽しみだ!


桜井弓月 |TwitterFacebook


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