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あみの秘密日記
水城あみ

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2007年08月17日(金)
涙の太陽




佃煮にしたいくらい子供だらけのプールの中で、

私たちは、乱れ泳ぎ狂っていたのです。







芽衣 「あみ、ちょっと休まない?」

あみ 「うん。」






























雲ひとつない乾いた青空の下で、

思いがけない真っ白な時が流れた。

私の身体は、今年一番動かない。







目の前の芽衣が、とんでもない事になっている。

これは一体全体、どーしたのだ。








芽衣は、この事を知っているのだろうか。

いや知らないだろう。

知っていたら、この場所にいられないハズ。






こーやって、平気な顔で笑っていると言う事は、

絶対にまだ知らない。








教えてあげなくちゃ。

私が、教えてあげなくちゃ。

誰にも気づかれないように、

そっと芽衣に、教えてあげなくちゃ。









でも、どーやって教えたらいいの?

まだ高2なので、教え方を習ってないよ。

習うのは高3じゃんね。






どーしよう。

ホントどーしよう。

地味にどーしよう。


















祐太 「芽衣、水着の横っちょから1本、何か出てるよ。」

芽衣 「あっ!?ホントだ!!」








言っちゃった。

私より先に言っちゃった。

男の祐太が、いとも簡単に言っちゃった。













































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