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あみの秘密日記
水城あみ

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2007年07月26日(木)
殿様にキスの花束を




夏なのに私の心は寒い。

氷のように冷たい思いが、私の心臓をギュッとつかんだ。





未央 「平岡君の殿様、ついに舐めたよ。」

























ちょっとあなた、いきなり何言ってんの?

ここが何処だか分ってんの?

ここは、平岡君の家じゃんよ。

他にもいっぱい日本人がいるって事分かってんの?

中国語か韓国語で話すべきじゃないの?(話せないけど)








あみ 「舐めた場所って、殿様の先っちょ?それとも裏側?」

未央 「うーんと、一回りしたから一応全部かなぁ〜。」

























あみ 「じゃ、もうやっちゃったの?」

未央 「ちょっとやめてよぉ〜!いくら何でもまだ、そんな勇気ないよ。」



あみ 「だって、平岡君の殿様を一回りして全部舐めたんでしょ?

    凄い勇気だと思うけど。」

未央 「それほどでもないよ。」






あみ 「じゃ、あとはチョメチョメするだけじゃん。」

未央 「あみさ、ホントいい加減にしてよぉ〜!私は、平岡君の殿様を一回り舐めただけじゃん。

    まだ乙女なんだから、そんな世にも汚らわしい妄想はしないでよぉ。」























あみ 「んじゃ、基本的な順序を踏んでないって事?」

未央 「うん。」 キッパリ。




あみ 「んじゃ、キスとか抱擁なしでいきなり殿様を一回り舐めたって事?」

未央 「うん。当たり。」



















ぴゅ〜〜!!!










まぁ〜驚いた。

人は誰しも隠し技を持っている事は知っていたが、まさか未央がそんな隠し技を持っていた

なんて、ホント人は見かけによらないものね。





あみ 「ところで、平岡君の殿様から白いエキスみたいなの出たの確認した?

    あれ、臭いらしいね?」

未央 「そーなの? 分からなかったけど。」












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コイツまた私より先に大人になりやがったの巻。