窓の外は雨が降っていた。
突然、お日様が出てきてびっくりしたかと思いきや、
今度は急に曇ったりまた晴れたりして超・ムカつく空模様。
4月にしては全くくだらないお天気だった。
亜矢 「昨日の変態男の顔って、こんな感じ?」
あみ 「違うよ、もっと目がこんなだったよ。」
鈴香 「そんでもって、口はこんなんでさ。」
沙保 「そんでもって、ここにホクロがあったよね。」
あみ 「そうそうそんでさ、ここら辺にもホクロがあってさ。」
鈴香 「そうそうそんでさ、ここのホクロには2本毛が生えたよね。」
沙保 「何かこの男、ホクロだらけだね。」
あみ 「マジきもいよ。」
亜矢 「まさに超・くだらない顔だよ。」
あみ 「昨日会った、変態男だよ。」
室井 「あれ?この顔あれ?」
あみ 「どーしたの?知ってる人?」
室井 「何の確証もないけど似・て・い・る。」
あみ 「誰に似てるの?。」
沙保 「まさか、室井さんちの隣の住人とか?」
亜矢 「まさか、室井さんちの裏に住んでいる 怪しい占い師とか?」
室井 「この変態に、どんな事されたの?」
あみ 「銀色のシールをいっぱい持っててさ、 そのシールを、おパンツに貼って見せろって言うんだよ。」
鈴香 「私には、直に貼れって言うんだよ。直だよ直。」
亜矢 「ニヤニヤしてさ、超・気持ち悪かったよ。 何たって、顔中ホクロだらけなんだよ。」
あみ 「それでさ、鼻の頭のホクロから2本毛が生えてんの。」
|