朝の食事がすむと、父・恭兵がこんな事を言うのです。
恭兵 「あみ、オナラしたのか?」
あみ 「してないけど。」
恭兵 「じゃ、俺のオナラかぁ。」
あみ 「どーしたの?」
恭兵 「何か、いつもとニオイが違ってたから、俺のじゃないのかと思って。」
あんだよ、それ。
むしろ 何だよ、それ。
自分のオナラのニオイって、決まってたの?
知らなかったよ。
今年一番知らなかったよ。
だけど、父・恭兵は、私の前でしかオナラをしないのです。
母や姉の前では、絶対にしないのです。
何があっても、私の前だけしかしないのです。
こりは一体、何故なんだ。
あみ 「何で、私の前でしかオナラをしないの?」
恭兵 「あみの顔を見ると、何故かしたくなるんだよ。 これは、あみの顔と俺の尻の穴の関係ってヤツか?」
それは一体、どんな関係ですか?
てか、全く関係ないんじゃないの?
私のホントのお父さんは、何処にいるの?
私絶対に、いい子になるわ。
いつかホントのお父さんに会ったら、いい子だねって
誉めてもらえるよう、うんといい子になるわ。
だから、ホントの事教えて?
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