私は、これまでに1度だって 部活動を休んだコトがなかったんです。
だから、今日も 休みませんでした。(あはん)
そんな真面目一直線の私は、後輩の阿部君と、真面目に
会話を弾ませてたんです。
あみ 「ねぇ これから阿部君のコト あべちっちって呼ぶね♪」
阿部 「えぇ〜! 何でですかぁ?」
あみ 「だって 阿部君 あべちっちって感じじゃない?」
阿部 「先輩は、僕のコト どー思ってるんですか? もしかしたら、まだ○も生えてない子供だと思って いるんじゃないでしょうねぇ〜?」
どっか〜ん!!
あみ 「い、いや。。。 その。。。 思ってないです。 だけど阿部君。。。小さくて可愛いんだモン。」
阿部 「やめて下さいよ。小さくて可愛いいだなんて! 僕は、デッカイですから、それだけが自慢ですから。」
ピュー ピュー ゴー ゴー
ピ・・ピーピピ・・ピー・・・
ガガ・・ガガガガ・・ガー
あみ 「な、何の話??」
阿部 「今のは、忘れて下さい。 僕は、先輩より小さいけど、もう少ししたら 20cmは 伸びる予定なんですよ。 先輩なんて すぐにぬかしますよ。」
あみ 「そーなの? 何かやってるの?」
阿部 「まぁ そーなんです。 今まで僕をバカにした奴らを ギャフンと言わせてやりますよ。 人生大逆転ってヤツですか!?あはははぁぁぁ」
そこへ、先生が真っ青になって 教室に入って来たんです。
先生 「学校内に、不審人物が侵入したらしいんだ! みんな 教室から出るんじゃないぞ!!」
こりゃ エライこっちゃです。
半狂乱の ちょっと手前気分です。
まぁ とりあえず 落ち着こうと思いました。
あれ!!
れれれ。。。
どーしたの?
阿部君の様子がとってもへん。
顔色といい。
艶といい。
匂いといい。
明らかに、ビビリまくり状態なんです。
イヤイヤ あり得ません。
○が 生えてる阿部君に限って ビビってるはずがないんです。
もう少ししたら 身長が20cmも伸びるんですから。
ビビってるなんて 何かの間違い。
多分私の 見間違いなんです。
きっと阿部君は、不審人物と 戦う気でいるに違いない。
違いない。違いない。違いない。違いない。違いない。
ジョー!!
あ〜ら 大変 !!!
あべちっちが おちっこ もらちちゃったぁ !!!!!!!!!
ピーンポーンパーンポーン !!!!
校内放送です。
「只今の、不審人物侵入者は、すずめでした。 どーもお騒がせしました。
みなさん、安心して部活動をお楽しみ下さい。」
ピーンポーンパーンポーン
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