か〜ら〜げ美味しく作るなら〜♪
モミモミ モミモミ♪
って歌いながら ことみが、惠美のお腹の肉をモミモミしてるんです。
そんな惠美は、ヘラヘラしてるの。
喜んでるの!?
ヘラヘラしてるけど、ホントは 悲しいの!?
だから、聞いてみました。
あみ 「ねぇ いつもことみに いじめられてるのに 何で笑ってるの!?」
惠美 「だてぇ いつも笑顔じゃないと いけないから。。。」
あみ 「何でいけないの!?」
惠美 「理由は、誰にも言えないの。
あっ!いけない 笑顔 笑顔 いひひひぃぃ」 (*´∇`*)
毎日惠美は、女子に いじめられています。
しかし、いつも笑顔100%!!
だから、みんなは、喜んでいると思っているのです。
今日は、こんなコトがありました。
ことみが、男子の前で 惠美のスカートをめくったんです。
ことみ 「ねぇ みんな見て見て 惠美のデッカイおケツだよ!」
まぁ たいへ〜ん !!!!!
ホント デッカイよ。
デッカイにも程があるよ。
どっかの お母さんみたいだよ。
いくらおパンツを はいているからって、おケツをみんなに
見せちゃうなんて、ことみったら なんてひどい女
なんでしょう。
自分の方がデッカイくせに。
しかし、女の子のおケツを見たら男子は、大騒ぎですよ。
「わぁ〜 すっげぇ〜!!」
とか
「わぁぁぁ 俺すっげぇいいモン見ちまったぜ!!」
とか、言っちゃう訳なんです。
しかし、惠美のだと みんなどーでしょう。
見たくせに見なかったコトに しちゃうんです。
「オイ!よせよ!!」
なんて、正義感あふれる言葉なんか 言っちゃったり。
「カワイソウじゃないか! やめろよ!!」
なんて、日頃エッチな男子までが、こんなコト言っちゃうんです。
こうなったら、惠美の立場は どーでしょう。
「チョビットくらい 騒いてくれたっていいじゃんか!!」
ってなモンですよ。
「ちぇっ!」
なんて 思っちゃってますよ。
なのに、男子ときたら、みんな目をつぶっちゃってましたから。
ウルトラおバカの宮本君なんて、勉強しちゃってましたから
どうせ、ふりですけど。
あみ 「ことみ! 惠美をいじめるの もう止めなよ。 そんなに面白いの!?」
ことみ「だって、ムカつくんだモン!! あいつ いくらいじめたって 笑ってるじゃん!!」
そうなんだ。
笑ってるんだ。
何で!?
何で惠美は、いつも笑ってるんだろう。。。
きっと、こうだと思うのです。
死んだじぃさんかばぁさんの 遺言じゃないかと思うのです。
大好きなじぃさんかばぁさんが 惠美にこう言ったのです。
「惠美は、笑顔が1番可愛いからどんなコトがあっても いつも、笑顔でいるんだよ。」
とか何とか言ったのに 違いないのです。
だから、惠美はいつも笑顔100%なのです。
惠美 「ねぇ水城さん。」 (*´∇`*) ニッコニコ♪
宮本 「おい! お前さぁ 何でいつも笑ってんの!? キモイんだけど!!!」
惠美 「に、にゃにぃぃぃっ!?
宮本君が私の笑顔が可愛いって言ってくれたから だから、私いつも笑顔でいたのにいたのにいたのに いたのにいたのにいたのにいたのにいたのに。。。。」
な、
なんてこったい
どぇ〜す。
惠美が肩を震わせて どっか遠い方を見ながら 泣いています。
今まで、我慢して来た涙が 一気に流れちょちょり出ている
じゃありませんか!?
なぐさめの言葉が解らない。
何て言っていいのか、言葉が見つからない。
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