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あみの秘密日記
水城あみ

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2004年09月11日(土)
謝らないで。




今日も部活。

ずる休みしたいと ちょっとだけ思った ブルーな土曜日。



もう少しで 3年生が引退しゃうんです。

フルートの2年生は、私と理沙の2人だけなので、

どっちかが ピッコロをやるコトになるんだけど。。。




先輩 「あみちゃんピッコロやってね♪」

あみ 「私ですか? 理沙は!?」

先輩 「あみちゃんだけだよ。 ピッコロは、一人だけだから。」




ヤッピー!!

これから、私は、フルートとピッコロを やるコトになりました。




理沙 「あみは、良いよね。翔子先輩の お気に入りだからさ。」






なぬお!?

な、なんて失礼なコトを ブッコミやがるの!?

失礼極まりない じゃないのよ。

私の実力を知らないの?



翔子先輩にかぎって そんなコトは、断じてないよ。

あり得ないよ。

一体全体 お気に入りって 何よ!? 






理沙 「なんかさぁ 先輩たちみんな あみのコト気に入ってる
    みたいだしさぁ ちょっと私ってば不幸じゃない?
    やめよっかなぁ。。。」




なんじゃと!?

何をさっきから、言ってんの?



だからお気に入りって何よ!?

実力だってば〜!!

何で、認めないの?







あみ 「やめちゃだめだよ。1年生の時から 一緒に頑張って
    来たんじゃん!!!!   
    今やめたら絶対に 後悔するよ。



    今まで 黙ってたんだけど。。。・

    誰にも 言えなかったんだけど。。。



    実は私。。。





    お父さんの本当の娘じゃないんだよ。
    お母さんが 浮気して出来た 罪の子なの。    

    不幸は、私の方だよ。
    だけど、そんなコトで 負けたりしないの。

    どんなコトがあっても、自分の性格を ゆがませたり
    する愚かなコトは、しないって決めてるの。


    お父さんに いじわるされたって、我慢したし、
    苦しめられたって、意地でも苦しんだりは
    しないって頑張ったんだよ。

    だから、理沙も私と一緒に 頑張ろうよ。」



理沙 「あみ!!ビェ〜ン!! ごめんね あみって強いね。
    今まで 全然気づかなくって ごめんね
   
    私、やめないよ。 お気に入りだなんて 言ってごめんね
    あみが 選ばれたから私。。。

    私。。。



    悔しくって。。。


    つい。。。



    私、心がゆがんでたね、ごめんね ごねんね
    ホントに、ごめんね。。。」




いいよ。

いいんだってばぁ


そんなに、謝らなくても。

どうせ 全部嘘っぱち なんだからさぁ。