今日は、ふるさと祭りでした。
たくさんの お店が 出ていたんです。
しかし、私達 吹奏楽部は、演奏に 来たんです。
遊びに 来た訳では ありません。
だから、焼きそばとかフランクフルトなど
けして食べては いけないんです。
食べている人なんて 絶対にいる訳ないんです。
あり得ません。
しかし、見つけました。
たった一人だけ、食べているヤツを見つけました。
大野ことみですよ。
ことみなら 食っちまうでしょう。
止めたって 言うコト きかないんですから。
何言ったって 聞こえないんですから。
ことみに 逆らえるヤツは 先輩でもいません。
もう 最初からピッチが 上がってました。
しゃかりきに そしてがむしゃらに ガッツガッツと
食っちまってるんです。
しかし、何故か 今日のことみは、違ってました。
腹痛に 襲われた模様なんです。
このくらいの量は、いつものことみなら 屁の河童のはずなのに。
ことみ 「あぁ。。。ト、トイレ い、行きたい。 あみ。 一緒に行ってよ。」
ぬ、ぬぁんですってぇーっ!!
毎度 甘えたコトを ぬかす女なんです。
今日こそ、呪ってやると思いました。
この前の、コーヒー、コーラー事件の復讐もまだだし、
私は ことみが、トイレに 駆け込んだ時、トイレットペーパー
が、ないコトに気付きました。
The チャンス!!
今日こそ、復讐の時です。
理沙も奈々もことみのコトが大嫌い!!
今日こそ 3人で力を合わせ 復讐する時なんです。
私は、理沙と奈々を呼んで来ました。
あみ 「ことみが、入ったトイレに トイレットペーパーが 入ってなかったよ ことみ どうすると思う?」
奈々 「そりゃ 大騒ぎだろうね♪ 紙ちょうだぁ〜い って 叫ぶんじゃない?」
あみ 「じゃ紙あげちゃうの?」
理沙 「そんなの つまんないよぉ〜 ねぇ 逃げちゃう? そんでもって ことみが どうするか あっちで見てない?」
ってコトで、
ちょっと離れた場所で じっと見ていました。
すると、ことみは 何事も無かったかのように トイレから出てきたのです。
あみ 「ことみ 紙あったの?」
ことみ 「それがさぁ 無かったのよ〜」
奈々 「じゃ 何で拭いたの? ま、まさか手で拭いちゃったとか?」
ことみ 「まさか ちゃんと紙で拭いたよ。」
理沙 「うっそぉ〜 紙無かったって 言ったじゃん。 ホントは、自分の おパンツで 拭いちゃったんでしょ!? だから 今ノーおパンツ なんじゃない?」
ことみ 「そんな訳 ないじゃん!! 紙は紙でも トイレットペーパーの 芯をグチャ グチャに揉んでさぁ 拭いたんだぁ〜 テヘッ。」
(゜□゜*) 芯!?
まいったぁ〜!! ヾ(*´Д`*)ノ
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