理沙の家へ 遊びに行ったのです。
理沙のお父さんとお母さんは、サラ金地獄の末、この春
離婚しました。
今理沙は、お母さんとお姉さんと3人で アパートで暮らしています。
理沙 「ウチ、ボロだけど今日、遊びに来ない? あみに、いいモノ聞かせてあげる。」
あみ 「何?何?いいモノって?!」
理沙 「まー来てのお楽しみってコトで!」
行ってみるとホント、ボロアパートでした。
家の中に入って、理沙から何にも入ってないガラスのコップを
渡されたのです。
理沙 「コップを壁につけて、耳に当ててみて。」
私は、理沙に言われた通りにやってみると。
女 「あぁぁ〜ん。。。いいぃ〜〜!」
男 「ここ、いーかぁ〜?! ここは、どーだ? あん?」
女 「あん!あん!あ〜ん!」
・・・・・・・・・ゴックン。
只今、午後4時です。
女 「いや〜ん! そこは、だめぇ〜!」
男 「いーじゃん! いーじゃん!」
女 「だめ〜! 汚いからぁ〜!」
男 「汚くねぇよぉ〜!」
あみ 「理沙!? これってさぁ。」
理沙 「シィーー!」
いいものって、これの事ですか?
理沙のお母さんとお姉さんが帰って来ましたよ。
私は、慌てました。
今年1番、慌てるフリをしました。
ぴゆーーっ!!!
コップを後ろに隠し、下を向いて固まっていると。。。
理沙母 「あみちゃん! いらっしゃい!! 何? もう始まってんの?よっしゃー!!」
理沙のお母さんは、理沙のお姉さんにコップを渡して
親子3人でお隣の、あえぎ声を聞いているのです。
私の頭の中は、ガランガランと、信じられな〜い! と、
おばさん確か、理沙のお母さんだよね? が、こだましてる。
理沙母「あみちゃんも、良かったら聞いてごらん!」
あみ 「いいんですか?」
理沙母 「いーのよぉ〜!」
あみ 「お隣さん、エッチなコトしてるんですよねぇ?」
理沙母 「そーよ、あみちゃん! 笑っちゃうでしょ?!
ぎゃははははぁぁぁ〜〜!!」
おばさん、笑い過ぎですよ。
しかも、声がデカイです。
理沙のお母さんは、どーかしちゃったの?
離婚して寂しいの?
それとも、もともと好きなの?
誰か教えて下さい。
今ちょっと、頭の中が腐ってきたみたいで怖いの。
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