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あみの秘密日記
水城あみ

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2004年07月05日(月)
生は好きですか?




理沙の家へ 遊びに行ったのです。

理沙のお父さんとお母さんは、サラ金地獄の末、この春

離婚しました。




今理沙は、お母さんとお姉さんと3人で アパートで暮らしています。



理沙 「ウチ、ボロだけど今日、遊びに来ない?
    あみに、いいモノ聞かせてあげる。」

あみ 「何?何?いいモノって?!」

理沙 「まー来てのお楽しみってコトで!」





行ってみるとホント、ボロアパートでした。


家の中に入って、理沙から何にも入ってないガラスのコップを

渡されたのです。




理沙 「コップを壁につけて、耳に当ててみて。」

私は、理沙に言われた通りにやってみると。













女 「あぁぁ〜ん。。。いいぃ〜〜!」

男 「ここ、いーかぁ〜?! ここは、どーだ? あん?」

女 「あん!あん!あ〜ん!」





・・・・・・・・・ゴックン。






只今、午後4時です。



女 「いや〜ん! そこは、だめぇ〜!」

男 「いーじゃん! いーじゃん!」




女 「だめ〜! 汚いからぁ〜!」

男 「汚くねぇよぉ〜!」




あみ 「理沙!? これってさぁ。」

理沙 「シィーー!」





いいものって、これの事ですか?





理沙のお母さんとお姉さんが帰って来ましたよ。




私は、慌てました。

今年1番、慌てるフリをしました。







ぴゆーーっ!!!





コップを後ろに隠し、下を向いて固まっていると。。。




理沙母 「あみちゃん! いらっしゃい!!
     何? もう始まってんの?よっしゃー!!」




理沙のお母さんは、理沙のお姉さんにコップを渡して

親子3人でお隣の、あえぎ声を聞いているのです。





私の頭の中は、ガランガランと、信じられな〜い! と、

おばさん確か、理沙のお母さんだよね? が、こだましてる。





理沙母「あみちゃんも、良かったら聞いてごらん!」

あみ 「いいんですか?」




理沙母 「いーのよぉ〜!」

あみ 「お隣さん、エッチなコトしてるんですよねぇ?」


理沙母 「そーよ、あみちゃん! 笑っちゃうでしょ?!



     ぎゃははははぁぁぁ〜〜!!」






おばさん、笑い過ぎですよ。

しかも、声がデカイです。




理沙のお母さんは、どーかしちゃったの?

離婚して寂しいの?

それとも、もともと好きなの?

誰か教えて下さい。

今ちょっと、頭の中が腐ってきたみたいで怖いの。