永遠の半神...楢原笙子

 

 

赦し#5 - 2005年08月28日(日)

彼は
わたしの両足を肩に抱え、全体重を掛けて突いて来た。
角度が変わったことで、刺激される奥に、
苦しいような快感が加わった。
さらに彼の指が敏感な突起にあてられ、
同時に彼のものがぐるりとえぐるように擦られた。

きゃああああ

出るのはもう叫び声に近い。
理性も何もかも吹き飛んで、今その器官が感じることだけが、
彼の硬い肉が与えてくれる快感だけが全てだった。
ただひたすら昇りつめたかった。

あああー・・だめえええ

一瞬頭の中が真っ白になり、
地の底から頂きへと一気に駆け上った。
わたしの奥はぎゅうっと収縮して、
この強烈な快感を搾り取ろうとした。
彼は低い声を出しながら、摩擦が増した抜き差しを少し繰り返し、
そして抜き、わたしの腹の上へ放った。

生暖かいものを感じながら、
わたしはたゆたうようにどこか遠くを彷徨っていた。










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