永遠の半神...楢原笙子

 

 

赦し#3 - 2005年08月21日(日)

ううう・・んっ

塞がれたままのわたしの口からは、くぐもった声しか出ない。
もどかしさの中で感じる彼の指づかいが、
次第に激しく無遠慮なものになって、下着の脇から滑り込んだ。

んんっ

直接肌に伝わる指の感触が堪らない。
男の人の指・・・。
淋しさの中で、どんなに欲しかったか解らない。
自分を慰める時とは違う、しっかりと節くれた指が
わたしの繊細な縁をなぞり、突起を刺激し、
そしてそのまま濡れた入り口へ。

もう耐えられない。
これ以上我慢できないと思ったとき、ふいに声が解放された。

あああっいいっ

彼の指がとうとうわたしの中を掻き回し、突起には別の感触が加わった。
柔らかくいやらしく動く舌。
敏感なそこをぴちゃぴちゃと舐め、つつき、吸う。
痺れるような快感が何度も突き上げてくる。

その度わたしは思わず身体を硬くし、弛め、
繰り返しの中でとろりと溢れるものを感じる。
もうそれがわたしのものなのか、彼の唾液なのか解らない。

ようやく下着が剥ぎ取られ、全てが剥き出しになった時には、
もうお尻にまで達するほど濡れていた・・・。











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