My Prime Day's
さとりん



 Mai 〜重たい空気〜

うちの会社にも新入社員が入ってきたわけです。


そのうちの一人のWさん。

何を言っても無反応。


仕事はちゃんとしてくれるんだけど (私より真面目)

私語というか軽い雑談がどーもかみ合わない。


Wさんから話しかけられると

もちろん私は相槌をうったり

何かしらのレスポンスを出します。



が。



私が話しかけると

なぜか無視されます。 (涙)


まるでそこに私なんかが居ないかのような

そんな感じ。


え?こっちすら振り向いてくれないの?


もしかして耳が悪いとか?

思わずそんなことを思ってしまうくらぃ

ホントに無視されております。 (苦笑)



あと、こんなパターンも。

たとえば

「今日天気良いよね」

と言う場合、

そういうときって「そうだね」とか「どこか行きたいですね」とか

そんな感じで話が始まると思うのです。私的に。


が。


これがWさんだとすると

なぜか涙ぐみながら、ニッコリ微笑んで終了。


そりゃないよ。 (涙)


なんかもっとフツーな子、入社して。 (懇願)


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引越しの日にちが決まり

あとはそれに向けてパッキングをしていく。

Wくんはマイ1人じゃ大変だろう思い

「手伝いに行こうか?」と言ったところ

あっけなく拒否された。


なんとなくイヤなのかな、、、と思った私は

「じゃぁ私手伝おうか?」と言ったけど

やっぱり拒否された。


まぁ、プライベートな場所だし

片付けは1人でやりたい性分の人なのかもしれない。


だから私たちは、それ以上何も言うことはなかったのだが

ある日電話がかかってきた。Wくんに。


「もしもし?」


「!!!!!!!!!!!!!!!!」


電話に出たWくんはビックリしていた。


「マイ?マイか・・・・?」


必死に呼びかけるも、

マイがなんて言ってるか全くわからない。

つまり奇声。

ずっと電話口で叫んでるのだ。

泣き喚いているのだろうか。


なだめること数十分・・・・。

やっと聞き取ることのできたマイの言葉は

「片付けが終わらない」

だそうだ。


だけど「手伝いに行くよ」と言うと

豹変して「だから来ないでって言ったでしょっ!」と

いつもの彼女からは想像できないくらぃヒステリーになった。


そして切れる電話。


私とWくんは顔を見合わせ

だけど彼女を悪く言うわけでもなく

ただ重たい空気が流れていた。

2008年04月18日(金)
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