My Prime Day's
さとりん



 Mai 〜モト彼の失踪〜

久々にジム行きました。

先週の月曜ぶり?

仕事と体調不良で、なかなかジムに行けず。


だけど今日は

良い汗かいて、心も体もサッパリ。

さて、明日からまた働きますか♪

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いままでのWくんの恋愛のほとんどは

セックスから始まる恋だった。


そんな彼が、マイと付き合いだして1週間

まだ何もしていないっていうから驚きだ。


「どうして何もしないの?」


「しないんじゃなくて、させてくんないの」


「えー!生理中とか?」


「いや、違うっぽい。たぶん。」


「でも付き合ってれば、そういう雰囲気とかなったりしない?」


「この前も車ん中でなったよ。

 だけどキス以上は絶対触らせてもくんない」



「へー。絶対遊んでそーなイメージだったんだけど

 彼女、意外と堅いんだねー」




そんな会話の翌日、

仕事をしているとマイから「会社終わったらお茶したい」と

お誘いがあった。


待ち合わせ場所に行くと、マイはもう着ていて

なんだか1人ソワソワと落ち着かない様子。

いつもはニコニコ明るくて

嫌な仕事も進んでやってくれて、私なんかとは大違いな

とても良い子なのに、そのときのマイはなんだか違って見えた。


「どうしたの?何かあった?」


「あ・・・・・。

 あの、、、彼が・・・・・」



彼?Wくんのこと・・・・だよね?

ちなみにマイは私が「Wくんとマイのことを知っている」ことは

知りません。きっと当時は会社の誰も知らなかったはず。

なので知らないふりをして聞いてみた。


「彼?」


「そう、彼・・・・。同棲・・・。

 一緒、、、住んでた、、、居ない」



「・・・・・・???」


私の目の前にいるマイは、いつもの彼女じゃなくて

体を少し震わせながら、ブツブツと独り言のように

何かをずっとつぶやいていた。


「え?彼って、あの、、、、、

 彼の実家で同棲してたモト彼のこと?居なくなっちゃったの???」



「そう・・・・・。

 もう1週間以上経つ。連絡も取れない。」



「彼のお母さんは?何か知らないの?」


「何もして・・・・ない・・・・。

 もう・・・・私・・・居るとこ・・・・ない・・・・」




この子は、誰だろう。

まるで5歳児のようだ。

だけどこのとき私は、モト彼がいなくなったショックで一時的に

こうなっているんだろうと思っていた。


だけど、この後もマイの奇怪な行動は

どんどんエスカレートしていった。

2008年04月16日(水)
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